第72話

タイムリミット。
3,232
2018/12/23 10:29




sg side❤︎







3日目_______





あなたが眠って、











3日が経った。










あなたは目覚めるどころか、






動く様子すらない。










ジン
ジン
ゆんぎ、寝なくて大丈夫?
ユンギ
ユンギ
はい、大丈夫です、。











まだ朝の6時。







大丈夫、大丈夫って








自分に言い聞かせるんだ、。







17時間後_______















そう言い聞かせてる内に、







もう、夜の11時。








あなたがあと一時間以内に







目を覚まさなければ___











時計の秒針の音が、








妙に早く聞こえる。








あと、59、58分って、






徐々に"その時"が近づいてくる。









その度に、俺の鼓動は早くなって








あなたへの想いが募る。








ユンギ
ユンギ
あなた..




もう準備は出来てるから、









今すぐにでも









戻って来て良いんだぞ_____?



































残り15分タイムリミットまで_______











テヒョン
テヒョン
あと、15分......
ホビ
ホビ
あなた、、起きてよ、、、



皆んながあなたに視線を向けても








あなたは目を覚まさない。



















残り5分タイムリミットまで_______









ジョングク
ジョングク
ひょん、
ユンギ
ユンギ
なんだ...?
ジョングク
ジョングク
手、握ってあげて下さい。




そうじょんぐがは









あなたの手元に視線を落とす。










ユンギ
ユンギ
あぁ...






ギュッ




















残り1分タイムリミットまで_______










ユンギ
ユンギ
あなた、、起きろよ、。





手を握る力が










一層強くなる。












残り30秒。




















刻一刻と、暗闇が迫る。


















あなたの手を握っていても、




















生きた心地がしない。


























残り3秒。










もう、駄目かもしれない。










諦めかけて、















俺はあなたに最後の言葉を伝えようと



















耳元に囁いた。













ユンギ
ユンギ
あなた、、






















「愛してる。」


































その途端、











0時を知らせる秒針の音と共に、




































































ギュッ



















俺の右手を
























































































あなたが握り返す感覚があった____。








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