窓から差し込む光で
深い眠りから覚める。
ぐくはまだ寝てて
起こすのもなんだったから
そっとベッドから出る。
ガチャ
部屋のドアを開け
広い廊下へ出ると____
ジンさんがいた。
今は
AM5:42。
ジンさんは
「お腹が空いたら遠慮なく言ってね」
と言って
階段を降りていった。
私もそのあとに続いて下の階へ向かう。
テレビから音が聞こえる。
ジンさんが付けといてくれたのかな。
やさし。
そう思いながら
ソファーへ腰掛けようとすると
先客がいたみたい。
この一言で返事を返されてしまった。
眠いのか
テレビに夢中なのか
それとも、、
なに、
この人エスパーかなんか!?
なんで私の思ったことは
声になる確率が高いのさ。
呪われてるんじゃね??
このくだり何回目よ。
やっぱおもろいな
この人。ㅋㅋ
ナムさんとジミンさんも起きてきた。
すげぇ塩やん。←
意地悪っぽく返す。
ナイスナムさん
ジミンさんも流石に諦めて
ナムさんに連れ去られて行く。
ナムさんがこっちを向いたから
って返しておく。
メンバーが次々と起きてきて
残るはぐく一人。
ジンさんと手分けして机に料理を運び
8人分の朝食が並ぶ。
こんな雑談をしながら
みんな席に着く。
すると、、、、
グクが席に着いたところで
メンバーの顔を見ると
ぐく以外のメンバーが
とても険しい顔をしていた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!