うん、なんなんだ?
Tがまた構ってきたぞ。
何でだー。
まず、我が友達と話していたら空いてる我の席に座ってきた。
そして、我の色鉛筆を見て、すげぇと言い出した。
確かに我の色鉛筆は珍しい見た目だからな。
今、別にTのこと好きなわけじゃないからな。
昨日のうるじゃん、なんか短かった。
でも今日はベイジャン。
今日っていうか厳密には明日だけどね。
給食中、突如謎の台詞が思い浮かんだ。
こんな感じ。
卒業しちゃったね。
俺はしてないよ。
え…?
お前という学校を。
何言ってるの⁉
だから、卒業させて。お前が好き。
と、いう意味の分からんものが思い浮かんだ。
あと、Nと話していたら謎いこと言ってきた!
こんな感じ。
私はうんこ。貴方もうんこ。みんなうんこ。
N、可愛いのにこんな言葉を!
訊いてみたらNにとってうんこは聖なるもの、守護神のようなもの。
やべぇな!
まぁそこがNの魅力なんだよな。
我もうんこ嫌いじゃないし。
Yにニコラの切り取りもらった。
圭人って花粉症なのかな?
だとしたら可愛いんだけど‼
我も花粉症だけどね。
圭人が花粉症なら可愛すぎ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。