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違うって言ってるのに...!すると、潤くんは、智くんに向かって
えっ!何言ってるの?高校時代の智くん!そんなわけ...
じ、潤くん!えっ?えっ!えぇー?!
と、優裏ちゃん。
と、智くん。そして、パニック状態で固まる私。
えっ?す、好き?じゅ、潤くんが...?私を?!・・・。
いやいやそんなわけないでしょー。友達ってこともあるしね!
と聞くと、潤くんは
はー!やっぱりねー
・・・。う...ん?最後の文章は、どういう意味だ?
『どうだろうね』・・・?
えっ!どうだろうね?!どうもこうもないよ!て、てか、潤くんなんでそんな笑いながら私の方見るの!
ま、まさか!私、潤くんに
もぅ!潤くん!ドキドキするじゃんか!
それから、私たち4人は30分ほど喋って私と潤くんは、智くんの病室を出た。潤くんは、帰り道そっと口を開け
私が、潤くんに問いかけると、潤くんは続けて話をしてくれた。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。