夢を見た。私が智くんと一緒に街を歩いている夢。どこに向かっているかわからないけど2人で笑いながらなんでもない話をする。
ただそんなことだけ、けれどもすごく幸せで愛おしい夢。いつまでも続いて欲しい夢。けれども夢は...覚めてしまう。起きた時刻は...えっ!PM,0:14?!もう昼じゃん!大学の授業が終わっちゃう!って...ん?私はカレンダーを見て今日の日付とあることに気が付く。カレンダーには、今日の日付と
『冬休み!』
と書いてある!私は
とか
とか1人でぶつぶつ言いながら食パンをトースターに入れる。食パンが焼き上がるまで携帯をいじる。画面を開くと、えっ?!潤くんから電話が5時電話が来てるっ!てか20本も?!私は急いで潤くんに電話をかける。プルルルル、プルルルル...。ガチャ。
~電話の会話~
あれ?潤くんの声がいつもより暗いな。
...。ん?さ...とし...く...ん?あ...あっ...!
うわ~!完っっっ全に忘れてた!(*ノω<*)アチャー
智くんごめん(。>﹏<。)💦
潤くんが私のことを呼び捨てにするときは、真剣に話をする時だけだ。
私は潤くんから話を聞いて急いで病院に向かった。潤くん話はこうだった。
~電話の会話~
潤くんからその事を聞いて頭の中が真っ白になった。
それから急いで自分の家を飛び出して、智くんのいる病院へ急いだ。走って、走って、走って、走りきった。
✄------キリトリ------✄
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!