コロナと冬休みでしばらく行けてなかった学校に久しぶりの登校
今日は臨時であなたの授業があるらしく嬉しい
ここ最近はずっとリモートで見ているだけで
はやく話したくて仕方なかった
1時間目
教室に入ってきたあなたが私を見つけて
「お!久しぶりじゃん!」
って笑う
「お久しぶりですー!!」
「どしたん?今年初登校?」
「そうですよー!家族みんなコロナでぶっ倒れちゃって。」
「39.4ぐらい熱出て死にかけてました。」
「おぉまじか。」
「でもYouTubeは見てましたよ( *˙ω˙*)و グッ!」
「だろうなw」
先生と話す私を
1度客観視してみたい
たぶん犬みたいにしっぽ振って目をきらきらさせて喋ってるんだろうな
先生がまず自分がいないことを気にかけてくれてたのが嬉しいし
なんかもう幸せ
授業後にもおしゃべりする
上着を畳んでいる先生に
「ねぇ、先生!モトキがさ!」
そう喋り始めたら
「おうwモトキがどした?w」
そう言って教卓に体を預けて聞いてくれる
モトクラの話とかそういうのをべらべら喋っても
ちゃんと聞いてくれて
しかもめっちゃ相槌を打ちながら楽しそうに聞いてくれる
こういうとこがコミュ障の私と違って憧れるのよね
↑毎日こんな感じ
私の席は1番前の教卓のところだからめっちゃ喋れる
一生席替え来るな!笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。