第5話

結果発表
458
2018/05/09 10:03
ナツキ
ナツキ
…と言ってもここには300人もの人がいますので、1人ずつじゃ物凄く長引きますね〜…ですので!2人ずつにします!
番号が001と思われる人が前に出てくる。
ナツキが宣言するとモニターが現れ、台の上にはもう一つコードが出てきた。
ナツキ
ナツキ
なので、002の方もご一緒に!
002の人も出て来た。
ナツキ
ナツキ
そのコードにスマホを繋げてください!
2人が繋げると…
ナツキ
ナツキ
では、発表です!!
ナツキが言うと、いいね!の数を表すところのモザイクが無くなった。
1人は5.1万いいね!、もう1人は…
男子
おっしゃぁぁぁ!!!
男子
1356いいね!かよ……
ナツキ
ナツキ
001さんは5.1万なのでクリア、002さんは1356なので失格となりま〜す!
途端に、002の体が弾け飛び血飛沫が上がる
女子
うっ…
女子
あんなのなりたくないよ〜…
ナツキ
ナツキ
かなり血が飛び散りましたね…片付け隊お願いします!
すると、何処からかミニナツキが出てきて、床を拭いたり肉片を片付けてすぐに元の状態に戻った。
ナツキ
ナツキ
クリアした方は、そちらの機械に自分のアカウントを見せて奥へとお進みください!
001の男子は不思議そうになりながらナツキの示した機械に向かい、スマホをかざした。
かざすと、扉が開き、男子が入ると鍵は閉ざされた。
ナツキ
ナツキ
さて!どんどんいきましょー!


















暫く経ち、150くらいまで進んだ。
これまでの成功者は約60人くらい…かな?
ナツキ
ナツキ
次!155と156の方!
瀬戸冬稀
瀬戸冬稀
お、今度は二人とも女子か…
千川綾梨
千川綾梨
クリア出来るといいね…
瀬戸冬稀
瀬戸冬稀
ああ…
友達らしく少し話しながらコードを繋ぎ、上のモニターを見上げてる。
ナツキ
ナツキ
さて!結果は〜?
私は俯いていると、周りがザワザワと騒ぎ出した。
千川綾梨
千川綾梨
ん?
モニターを見ると、かなりのいいね!が押されていることに気がついた。
???
???
26.7万かぁ…
???
???
よっしゃ!あたしの勝ちだな!
32万だし!
ナツキ
ナツキ
155、156のお二方はともにクリアです!それにしても今までの中で最高ですね〜!
???
???
へへっ、ありがと!行こ!
???
???
うん!
そう言うと、二人は扉の方へと向かった。
その後も…
ナツキ
ナツキ
179の方、38.4万いいね!で
クリアです!
???
???
ありがとうございます〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ナツキ
ナツキ
191の方、89.3万いいね!で
クリアです!
???
???
ども…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ナツキ
ナツキ
213の方、52万いいね!で
クリアです!
???
???
ありがとうございます…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ナツキ
ナツキ
236の方、49.1万いいね!で
クリアです!
???
???
………。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
たまに凄い数字が出ながらもついに私達の番がやってきた。
ナツキ
ナツキ
では、245と246の方どうぞ!
瀬戸冬稀
瀬戸冬稀
それじゃ、行ってくる…
千川綾梨
千川綾梨
うん…
冬稀が前に出る。
ナツキ
ナツキ
ではっ、発表です!
モザイクが晴れていく、そこには…
『5.0万いいね!』
瀬戸冬稀
瀬戸冬稀
お、おぉ…
ナツキ
ナツキ
245の方は2.4万いいね!で失格
246の方は5.0万いいね!でクリアです!
冬稀の隣の人が弾け飛ぶ。
そして、ミニナツキが出てきて掃除。
この光景を何回見たんだろうか…
冬稀は私を少し気にしてから扉の奥へと進んでいった。
ナツキ
ナツキ
247と248の方、どうぞ!
千川綾梨
千川綾梨
はい…
女子
お願いします…本当にお願いします…生きて帰りたいんです…
278の子はずっとそんなことを呟いている
千川綾梨
千川綾梨
………。
ナツキ
ナツキ
結果はどうでしょ〜?
私は無言でコードを繋げる。
私は俯いて結果を待っていた。
ナツキ
ナツキ
247の方、128.9万いいね!
248の方、5.8万いいね!で
二人ともクリアです!
千川綾梨
千川綾梨
128.9万も…
女子
やったぁ…!
ナツキ
ナツキ
扉へどうぞ!
私はその場に腰を抜かしてへたりこんだ女子の腕を引き扉へと向かった。


















全員の発表が終わった、stage1…
レン
ナツキ。
ナツキ
ナツキ
はい!何でしょうか?
レン
10代でstage1をクリアした
人数は?
ナツキ
ナツキ
えっとですね…300人中146人です!
レン
約半分か…
ナツキ
ナツキ
まぁ、そうですね〜
レン
それじゃ、stage2もよろしく。
ナツキ
ナツキ
勿論です!





















扉の奥は暗く、壁に行く道を示す矢印が点滅を繰り返していた。
女子
あ、ありがとうございます…
あとは自分で頑張ります…
千川綾梨
千川綾梨
そう、それじゃあ、ご武運を…
女子
はい…!
お辞儀をした女子は暗い道を駆けて行って、すぐにその姿は見えなくなった。
千川綾梨
千川綾梨
次は何だろう…
そんなことを思いながら私も道を進んだ。

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