番号が001と思われる人が前に出てくる。
ナツキが宣言するとモニターが現れ、台の上にはもう一つコードが出てきた。
002の人も出て来た。
2人が繋げると…
ナツキが言うと、いいね!の数を表すところのモザイクが無くなった。
1人は5.1万いいね!、もう1人は…
途端に、002の体が弾け飛び血飛沫が上がる
すると、何処からかミニナツキが出てきて、床を拭いたり肉片を片付けてすぐに元の状態に戻った。
001の男子は不思議そうになりながらナツキの示した機械に向かい、スマホをかざした。
かざすと、扉が開き、男子が入ると鍵は閉ざされた。
暫く経ち、150くらいまで進んだ。
これまでの成功者は約60人くらい…かな?
友達らしく少し話しながらコードを繋ぎ、上のモニターを見上げてる。
私は俯いていると、周りがザワザワと騒ぎ出した。
モニターを見ると、かなりのいいね!が押されていることに気がついた。
そう言うと、二人は扉の方へと向かった。
その後も…
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たまに凄い数字が出ながらもついに私達の番がやってきた。
冬稀が前に出る。
モザイクが晴れていく、そこには…
『5.0万いいね!』
冬稀の隣の人が弾け飛ぶ。
そして、ミニナツキが出てきて掃除。
この光景を何回見たんだろうか…
冬稀は私を少し気にしてから扉の奥へと進んでいった。
278の子はずっとそんなことを呟いている
私は無言でコードを繋げる。
私は俯いて結果を待っていた。
私はその場に腰を抜かしてへたりこんだ女子の腕を引き扉へと向かった。
全員の発表が終わった、stage1…
扉の奥は暗く、壁に行く道を示す矢印が点滅を繰り返していた。
お辞儀をした女子は暗い道を駆けて行って、すぐにその姿は見えなくなった。
そんなことを思いながら私も道を進んだ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!