第33話

濱田side
886
2020/07/04 13:21
はしゃぎっぱなしであっという間についたのは、海の近くのキャンプ場。


めっちゃ季節外れやけど、ずっと7人で行きたかった場所だったから。




小瀧
寒い!なんで俺らこんな冬に海おるん!?

車から降りて一瞬は、「きれい!!」なんて言ってたけど、すぐに海風で走って屋内に逃げた。





神山
寒―!!あ、ストーブあるやん、ってしげもうこたつ入ってるし。
流星
まだあったまってないやろ
想像以上の寒さに、一目散にこたつに入ったしげは口を膨らませてる。


重岡
海ってこんな寒いん?
中間
まぁまぁ、とりあえず休憩しようや。飲みもんいろいろあるで
桐山
夜はバーベキューやろ?俺、お腹すかせとこ―!


こたつに7人、ちょっと窮屈やけど、

テンションがちょっと下がってたしげも、みんなの声で笑顔になって、トランプ取り出してはしゃいでた。



トランプしながらも、集中してるのは年下4人くらいで、俺ら3人はバーベキューの材料やら火のおこし方を話しながら付き合ってる。



重岡
もー、次濱ちゃんやで!!
小瀧
真面目にやってや!

しまいには怒られてしまう。





なんやろ、これっていつもとやってること一緒な気するんやけど。

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