第6話

そう簡単にいくはずがないw
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2020/01/29 08:05
ころん
ころん
僕が行く!
さとみ
さとみ
俺も行く~!
霧矢
霧矢
誰が行く♪
僕が行く♪

しか出てこなかった…
(わかる人にはわかる)
るぅと
るぅと
うるさいです!
霧矢
霧矢
はいすみません
ジェル
ジェル
るぅと、誰と話してるん?
なんか天の声が聞こえたのは置いといて。
あなた

心彩にぃと智美にぃが
手伝ってくれるの?

さとみ
さとみ
やるときゃやるよ~
腕まくりしてペシッと叩く。
…うん。そこまでやらなくてもわかるよwww

ということで、買い物に行くことになった。

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さとみ
さとみ
大人組のは任せとけ!
ころん
ころん
じゃ、子供組の~
はーいと手を挙げる。
あの、スーパーの前でやらんでほしい…w
周りの目が少しだけ気になるからさ…www
あなた

私はどっち手伝ったらいいかな?

さとみ
さとみ
そりゃあ
さとみ・ころん
子供組でしょ/大人組だろ
え?互いにそんな顔をして見やる。
どっちを手伝ったらいいんだろ…
ころん
ころん
さとみくん最年長でしょ!
さとみ
さとみ
お前はヤギだから大丈夫だろ
ころん
ころん
関係ないwww
生放送でやってるやり取りだぁ…
ポケーっと二人を見ていると、唐突に二人がコッチを見た。
さとみ・ころん
どっちがいい!?
あなた

んー…どっちも?

ズコッとズッコケた。
二人は頭を少しかくと、へへっと笑った。
さとみ
さとみ
じゃあどっちもかぁ
ころん
ころん
順番に見てこー
カゴを持ってスーパーに入る。
まず見たのは、肉のコーナーだった。
さとみ
さとみ
あなた、唐揚げ作れる?
あなた

作れるはずだよ~?

コロッケとかなら作ったことがある。
ちゃんとサクッとはならなかったけど、
まぁまぁな出来栄えだった。
ころん
ころん
めっちゃ食べたい!!
あなた

わかったよw
じゃあ3パック買ってー

すごい量?
いや、一応成人男性の集団だから。
全然買いすぎじゃない…んじゃないかな??
ころん
ころん
後は~
あなた

おつまみと言ったら?

さとみ
さとみ
チーズ、枝豆、干物
あなた

調理しないものばっかりw

それならパパッと買うだけで終わりだなw
うーん…どうしようかな。
あなた

それでいいならいっか。
お酒も見てこようよ!

さとみ
さとみ
見にいく!
レモンサワーにハマったんだよね~と、
さとみくんが呑気に言う。
サッパリ感が好きって言ってたよね、と返すとよく知ってんじゃんと笑った。

当たり前だ。
すとぷりすなーの私にとって、生放送は戦場みたいなものだから。
絶対に聞き逃してはいけない。
なんなら、勉強よりも頭に入ってくる。
そう言うと、心彩にぃはゲラゲラと特徴的に爆笑した。
ころん
ころん
僕達のこと好きすぎかよw
あなた

好きに決まってるよ…

はぁ、とため息をついて下を向く。
霧矢
霧矢
この時、さとみくんと
ころちゃんの耳がほんのり赤く染まっていることにあなたは気がつく事が出来なかった…
ころん
ころん
余計なこと言わなくていい!
あなた

どうしたの?

さとみ
さとみ
な、なんでもないよ
…るぅちゃんもだけど、よくわかんないや。

なんやかんやあって色々と買った←
お酒はさとみくんに任せることにしたのだが…量がえげつなかったのは見なかったことにしておこう。

とりあえず帰る。
家に帰ると、奥の方でなにやら騒がしく
なっていた。

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