トン、トン…と階段をおりる音が聞こえる。
そちらを見やると、そこには既にシャキッとしているなーくんがいた。
なんとか推したちの前でも平常心を保てる
ようになってきた今日この頃←
なーくんは少し考えるような仕草をしたあとコーヒーお願いできる?と聞いてきた。
結局甘いコーヒー牛乳になってしまった…w
まぁ美味しそうに飲んでるし、いっか。
っていうかマグカップ両手持ち…可愛すぎ。
もう性別入れ替えようよ、なーくん←
すると、次にるぅちゃんと莉犬にぃがおりてきた。
るぅちゃんはなーくんと同じくシャキッと
しているが、莉犬にぃは典型的な感じで目をこすっている。
ヤベーヤベーといいながら自分の部屋に枕を置きに行った…面白いw
おうっ…天使っ…!!←
朝から天使を拝めるなんて…今日死ぬかも。
紅茶は本格的にティーパックから。
茶葉は私の好きなダージリンティーだが…
るぅちゃんと紅茶。うーん、似合うな。
絵になるってこういうことを言うんだね!
一度匂いを嗅いでからひとくち飲む。
うわぁ、王子だ…王子ってああいう人を言うんだな、きっと。
上目遣いにお願いできる…??はズルいよ。
リスナーだからそういう扱いすれば言うこと聞くと思ってるんでしょ!!
まぁ、聞きますけれども!!←
レンジで牛乳を温め、砂糖を適量。
料理とはまた別ないい匂いが立ち込めた。
うげーっ、とあからさまに嫌そうな顔をする莉犬にぃ。
ちょっと意外…でもないか。
寝起き配信とかしてるしね、三人ともw
やったー、とバンザイする莉犬にぃ。
そ、そんなに嫌だったのかな、あの三人
起こしに行くの。
ちょっと怖くなってきたぞ…??
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。