第12話

変態組との格闘。
16,251
2020/04/18 00:00
※「キミノウタ」を読んでいた古参様はアレ?と思うかもしれません。若干ネタ被りがあるかも…ごめんなさい!!(多分ないケド…)
それでは、どうぞ!

あなたside
あなた

よし、早く起こしてこよう

まずは…ジェルくんから起こしてこようか。
ドアをノックし、ゆっくりと開く。
あなた

入りますよ〜

ジェル
ジェル
あれ、あなた
…着替え中でした。
あなた

失礼しました!!

うわぁぁぁぁ!!
さっ、流石ジェルくん…胸筋と腹筋がヤバいよぉぉぉ(リスナー性発揮)
ジェル
ジェル
入って大丈夫やで〜
あなた

あ、うん…

そろり、そろり(w)とドアを開く。
今度はちゃんと服を着ていました。
ジェル
ジェル
おはようさん
ニコッと笑いかけてくる。
私は朝からあんなものを見てしまったので、上手く笑えなかった。
いや、だってカッコイイもん…あれ見たら、もうすとぷりすなーとして死ねる←
あなた

お、おはよう!
起きたんだね、良かった

ジェル
ジェル
さすがにな。
それに、今日はあなたの歌い手としての第一歩の日やろ?
あなた

くっ、そういえば…

よく考えてみれば、そうだった。
今日から私は新人歌い手としてやっていくんだ…不安が大きい。
ジェル
ジェル
そんなに気張らなくてもええよ?
私の心を見透かしたかのような発言。
ほんの少しだけ、その言葉でホッとした。
尊敬する人にそう言われるとなんとなく安心する…
あなた

うん…ありがとう。
とりあえず他の人を
起こしてくるね。

ジェル
ジェル
あー。俺が起こして
こようか?
あなた

ううん。莉犬にぃ達に
頼まれたし(*^^*)

ここで、素直に頼んでいれば良かったのだ…
なんで私は頼まなかったんだろう。
あなた

…ころちゃん。
起きろぉぉぉぉ

バシバシと叩いても全く起きる気配がない。ぐー…がー…と大きないびきをかいて、とても気持ちよさそうに寝ている。
あなた

あーもう…起きろぉっ!

まさか推しを叩く日が来ようとは…あ、害悪じゃないよね?これは。
ころん
ころん
んゆぅ…
あなた

(✽︎´ཫ`✽︎)グハッ

え?え?寝言可愛いなおい(ほぼ作者だったらこうなるっていう心情)
何をどうしたらこんな天使でギャップがやばいヤギ猿が生まれるんだ?とりあえず、ころママに感謝。
ころん
ころん
ん?…あなたっ!?
あなた

_ビクッ_あなたです…
来ちゃダメだったかな?

ころん
ころん
い、いや…
顔を手で覆い、ほんの少し顔を赤らめる。
なにを思っているのかは全くわからないけどとりあえずわかるのは
あなた

(絶対来ちゃダメだった…!)

ほんの少し気まずい雰囲気が流れる。
ころん
ころん
あー…僕、変な寝言言ってなかった?
あなた

うん。言ってなかったよ

ころん
ころん
良かったw
僕、時々変なことを呟いてるらしくて…寝言で。
あなた

え、例えば?w

ころん
ころん
「あの子可愛いな〜」とか
あなた

え、どういう反応するのが正解なん?
マジでどうしたらいいのかわからない。
そしてころんさん、謎に照れるのはおやめ下さい。

とりあえずころちゃんには着替えてもらい、私は部屋の外に出た。

次回、最終決戦…笑い方大魔王さとみくん!
デュ〇ルスタンバイ★

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