第19話

退所事件3
848
2020/03/08 14:31
あなたside


どうも、村松です
トラジャ抜けろって言われたけど、どうしよ…
とりま楽屋に帰りましょー


ガチャ


『ただいまー』


七「おかえりー、どうだった?」


お首をコテンってさせて聞いてくるしめちゃん
こんな時じゃなかったらツンプルに癒し


『んーとね…やばかった笑』


宮「え、なにが?!」


中「このグループ辞めるの?」


元「は!?嘘だろ!」


私が言いたくないので話を濁したらこの有様苦笑
うみとげんたは話をちゃんと聞け!


『いや、辞めないから!』


あ、私サラッとやばいこと言っちゃった
とにかく全員退所だけは阻止しないと!


川「よかったー」


元「これで脱退したらまじで許さんからな!」


『大丈夫、大丈夫』


宮「大丈夫を2回言ってる時点で怪しい…」


あはは笑
やっべ、バレる
バレたら笑い事じゃなくなる
よし!逃げよ


『そんなことないよー
ちょっとトイレ行ってくるねー』


川「あなたさーん?嘘つかないでくださいねー微笑」


もうダメだ、のえさんに殺される…
ほんとのことを言うしかない…


『あのさ…(これまでの経緯を話す)』


「「「は?!」」」


元「んだよそれ?!」


中「事務所やばいだろ…」


七「正直に言ってあなたはどう思うの?」


『私はトラジャを抜けたくないし、このメンバーでデビューしたい!でも、みんなを私のせいで、退所させたくないから正直このグループ抜けようか悩んでる…』


元「俺は、あなたに絶対に抜けて欲しくない!海斗(松倉)もそう思うよな?」


倉「うん!やっぱりデビューするならこの8人でだよ!」


『松松…』


吉「俺も元太と松倉と同じだ、絶対に抜けて欲しくない」


『閑也…』


中「俺も!」


宮「俺も!」


『うみちゃか…』


川「俺さ、この話そのお偉いさんだけの独断で決めたような気がする…」


元「まじで!」


川「あくまで気がするだけだけど、強引すぎるし、俺たちそこまで人気ないわけでは無いし、必死に理由作ってるような感じ…」


『おー!さすがのえさん!』


川「この事は、一応滝沢くんに聞いた方がいいと思う」


中「よし!じゃあ副社長室に行って聞いてみよう!」


『よし!じゃあレッツゴー!』



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