第2話

病んでるなーくん
1,146
2021/05/06 08:32
え〜、この小説には主の癖(流血表現等)が詰め詰めなので、気をつけてください⭐︎
腐表現少なめ
紫side
はぁ…
もう疲れたよ。社長として、リーダーとして、しっかりしなきゃって。そんな事言ったら、俺もうどうすればいいの?
増えていくアンチに、離れていくりすなーさん。勿論、新規のりすなーさんもいるけど、断然アンチの方が多い。
“死にたい”なんて何度思った事か。でも、
“りすなーさん”と“めんばー”がいるから。まだ死んじゃだめだって言い聞かせてた。だから、
また、やろっかな。
そう呟き、机の引き出しの中からカッターを取り出す。
何度目かわからない程に増えた腕の傷跡を見て、痛々しいなぁ。なんて他人事のように考える。
カッターをまだ切られていない所にあてがい、少しずつ切り込んでいく。
少し前まで痛かったはずのリスカが今では快楽になっていた。
んっ…
そういや今日会議あるんだった…
なんていう事を考えながら腕から零れ落ちる血を眺める。
綺麗だなぁ…俺なんかから出てくるのが勿体無いくらい。
ぴーんぽーん
はっ、はーい‼︎
入るよ〜?
なーくんなんで鍵開いてるんですか?
あははっ。ちょっとやることあってね。ちょっと待っててね。
赤黄
はーい!
…はぁ。血、出過ぎたかな。
急にるぅりーぬが来たのは驚いたけど、しっかり手当して絆創膏貼っとけばいいかな
-手当した-
後絆創膏貼っとけばバレないかな。
お邪魔しまーっす!
子供かよ
うっせぇな。ってかなーくんは?
ジェルくんもきたんだ。そろそろ皆の知ってる明るい“ななもり。”にならないと
あれ?ちょっと血が出過ぎたかな?貧血気味だな。だけどいつももなるから大丈夫…
目の…前が…揺らいで…
橙side
俺が来た時には莉犬とるぅとがいた。だけど肝心の家主、なーくんがいなかった
莉犬に聞いても、『やる事があるって言ってたから、まだ途中なんじゃ無い?』とか言って、なるほどなぁ、あの人はいつも自分で溜め込むからなぁ…
なんて考えてたら
≪バタっ≫
赤黄
え?
は?
なーくんが倒れた。と言うことを理解した瞬間、俺の足は動いていた
扉を開けたら、
なー…くん?
なーくんが倒れていた。
ジェル!どうした!?
ジェルくん!どうしたんですか
なーくんが…
倒れ…てた
赤黄
えっ!?
…俺はさところに連絡する!
僕は119します!
そうか。最年少の2人もしっかりと今の状況を把握して動いているんか。この中で1番年上の俺が動かんで誰が動くんよ!
もう一度なーくんの部屋に足を踏み入れる。
うわっ
血の匂いがする。
なぁ…くん?
なーくんの足元のカーペットは血に染まっていた。なーくんの手には絆創膏。腕には…その細い腕に似合わない程の量の傷があった。
なーくん!大丈夫か!?
桃青
お邪魔します!
ぴーぽーぱーぽー
紫side
目を覚ますと、知らない天井が目に入った。
んぁ…?
なーくん!
体…大丈夫ですか?
…ここ、どこ?
病院ですよ。貴方はぶっ倒れて此処に来たんです。
…ねぇ、俺の部屋誰が見たの?
ジェル
ジェルくん呼んで?
俺は絶っっっっ対に見られたものを他の人に知られてはいけない。と思った。
おぉーいジェル!なーくん呼んでる!
なーくん起きたんかっ!?
うん。恥ずかしながら倒れちゃってね。
ねぇ。るぅちゃんと莉犬くん。ちょっと席外してくれない?
赤黄
はぁい!
ねぇジェルくん。俺の部屋で何見た?
倒れてたなーくん
それと?
…血に染まったカーペット
あのね?これ、絶対に皆には言わないでね?
なーくんがなんであれをしていたのかを教えてくれたらね?
……脅しじゃん
脅しでも良いからさ、教えてよ
しょうがないなぁ。ジェルくんは
俺は、アンチの方が増えていることに不安を覚えていることや、もう疲れてしまった事をジェルくんに話した。
そっかぁ。ごめんな?俺も気づいてやれなくて。
ヒックだ…だいじょぶグスッ
ほら?こっちおいで?
ジェルくんは腕を広げる。俺が彼のそこに入って良いのか。なんて言う疑問もあったが、ほぼほぼ迷わずに飛び込んだ
ごめっ…ね?俺…も
みんなのっ…こと…信じらっ…れなくってグスッ
いいで?でも、これからは俺たちを信じて、頼む事!
うっ…ん!









終わり方雑い

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