あなたside
試合が、終わった。
その時。
翔陽くんがそう叫んだ。
そして、第2、第3試合と全て音駒が勝利した。
だけど、まだ翔陽くんが
...どこにあんな体力があるんだろう...。
見てるこっちも疲れてきたのに...。
翔陽くん、凄く落ち込んでる...。
そう促され、片付けが始まった。
空いたドリンクのボトルを持ち、水道に向かうと、あの綺麗な人が居た。
わぁ...すごい綺麗だな。
潔子さんと少し話したあと、体育館へと戻ってきた。
振り向くと、翔陽くんが手を降っていた。
その時、チョコチョコと孤爪くんが私の後ろに隠れた。
そう言い、孤爪くんが指差したのは、烏野のセッターくんだった。
そう言うと、セッターくんが来た。
そう言いながらふと向こうを見ると、夜久さんが烏野のリベロの人に話しかけられていた。
そんなことを思っていると、声をかけられた。
正直、一年生くらいかと思ってた...。
ある程度夕くんと話したあと、ネットを片付けようとした。
この人は確か...。
気さくな人だな...。
思い出した。この人、確かベンチにいた人だ。
そうなんだ...。
色んな人の名前を知ったな。
まだ他にもいるけど...。
黒尾さんに呼ばれ、私は荷物を持って外へと出た。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
長い( ˊᵕˋ ;)💦
♡と☆お願いです!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!