第10話

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2021/08/04 13:47
夜久side
夜久衛輔
夜久衛輔
今日どうだった?
斉藤 (なまえ)
斉藤 あなた
はい...。楽しかったです。料理も美味しかったし...。
夜久衛輔
夜久衛輔
なら良かった。
あなたがバレー部のマネージャーになってくれたのは凄く喜んだし、嬉しかった。
ただ、この気持ちは嬉しさや喜びとは違う気がする。
夜久衛輔
夜久衛輔
(にしても...)
あなた本当に綺麗な顔をしてるな。さっきみたいにもっと笑うときっとモテるんだろうな。
身長も俺と変わらないし...。
夜久衛輔
夜久衛輔
あなた...。
斉藤 (なまえ)
斉藤 あなた
?...何ですか...?
夜久衛輔
夜久衛輔
...ありがとな。俺達のバレー部に入ってくれて。
斉藤 (なまえ)
斉藤 あなた
そんな...お礼を言われる程の事してませんし...。
斉藤 (なまえ)
斉藤 あなた
皆さんは私の恩人なので...。
夜久衛輔
夜久衛輔
恩人?
斉藤 (なまえ)
斉藤 あなた
はい...。記憶がない私をこんなにも丁寧に接してくれていて...。
夜久衛輔
夜久衛輔
当たり前だろ?あなたはもうバレー部の一員だから。
そう言うとあなたはニコッと微笑んで
斉藤 (なまえ)
斉藤 あなた
ありがとうございます(˶ᵔᵕᵔ˶)
と言った。
その笑顔に俺は心が奪われた。
夜久衛輔
夜久衛輔
(あなたは何があっても必ず俺達で守る)
この時はまだバレー部一同の気持ちで考えていた。
それがいつの日からかバレー部一同じゃなく、俺があなたを守るという気持ちに変わっていた。
でもそれはまだまだ先の話。
俺は心の中でそう誓い、無事にあなたを保健室の先生の家に連れ帰った。
斉藤 (なまえ)
斉藤 あなた
それじゃ...送ってくれてありがとうございました。
また明日。
夜久衛輔
夜久衛輔
おう、また明日な。
そう挨拶を交わし俺とあなたは家へと帰って行った。






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