第33話

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2021/08/21 00:46
黒尾side
あなたがあの女に連れてかれるのを見たのは偶然だった。
夜久衛輔
夜久衛輔
お、おはよう。黒尾。
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
おはよう、やっくん。
夜久衛輔
夜久衛輔
研磨もおはよう。
孤爪研磨
孤爪研磨
おはよう...。
教室に荷物を置き、監督に呼び出されたため職員室へと向かった。
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
失礼します。
猫又監督
猫又監督
おお、来たか。
監督と少し話し、渡してほしいと言われたプリントを一年から順に渡しに行った時。
二年である研磨やあなた達の教室の前を通ると、あなたが誰かに連れていかれるのを見た。
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
...?
孤爪研磨
孤爪研磨
クロ。どうしたの?
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
ああ、研磨か。悪いんだけど、やっくん呼んできてくんね?
孤爪研磨
孤爪研磨
なんで?
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
念の為に。
孤爪研磨
孤爪研磨
...ふーん。別にいいけど。
何だか直感で嫌な予感がした俺は、もしものためにもやっくんに来てもらうことにした。
夜久衛輔
夜久衛輔
どうした?黒尾。
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
あなたが誰かに連れてかれてて、何か雰囲気がヤバそうな感じがしたから、尾行でもしようかなって。
夜久衛輔
夜久衛輔
それ相手男?女?
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
女子だった。
夜久衛輔
夜久衛輔
それじゃ告白はないな。
孤爪研磨
孤爪研磨
男だったらクロやっくん呼ばないで邪魔すると思う。
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
なんで?!
孤爪研磨
孤爪研磨
何となく。
そんなことを話しながらこっそりとあなた達のあとを着いて行った。
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
なんか、揉めてるな。
夜久衛輔
夜久衛輔
ああ...。
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
研磨、アイツの名前知ってる?
孤爪研磨
孤爪研磨
知らない。クラス違うし、興味無い。
まあ、研磨だしな。知らないと思っていたけども。
静かに見ていると、女があなたに殴りかかって来た。
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
やばい!
俺は咄嗟に声に出したが、やっくんはもう女の手を掴んでいた。
俺も急いであなたの元へと走って行った。






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少し長いです!ごめんなさい(ToT)
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