魔理沙side
私。霧雨魔理沙はそう言ったあとに愛用の箒にまたがり魔法の森を抜け出した。
そんな冗談を言いながら博麗神社に着く
いつものようにすぃーっと階段の上を箒で飛ぶ。
少ししたうちに、何か人影が見えた
ここ、博麗神社は人里からも遠く、妖怪が多々出るためあまり里の人間は近づかず参拝客がいないのだ
おかげで博麗神社は貧乏神社で神社の巫女も大変だろう
私はその参拝客に声をかけた
そいつは驚いた声をだしこっちを向いた
少し固まったあとそいつは
といきなり倒れてしまった
どうしよう。こんな所で倒れられちゃ、そこら辺の妖怪に食べられて終わりだ。
帰る途中人間の死体なんて見たくないし、こいつもこんな若くにして死なせるのは気が引ける。
私はそいつをおんぶして箒に乗り急いで神社に向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。