第3話

キス
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2019/09/24 14:03
美桜と散々ヤった



























でもどんなにヤっても、どんなに気持ち良くても何かが満たされない........
















空っぽで暗い空間に1人でいるようだな

















何かにずっと囚われている そんな感覚
祐也(17)
祐也(17)
はぁ.....
そんな俺を見てか美桜が声をかけてきた
美桜
美桜
どしたの
祐也(17)
祐也(17)
別に......何も....
美桜はちょっと悲しそうな顔をする



けど直ぐに笑顔になって
美桜
美桜
今日も気持ちよかった....またしようね、祐也
美桜はそう言って俺にキスしようとしてくる
祐也(17)
祐也(17)
だめ
顔を近づけてくる美桜を避ける





そして美桜は不満そうな顔をした
美桜
美桜
なんで、なんでキスダメなの.....
祐也(17)
祐也(17)
なんでも....ただしたくないだけ
キスは俺が唯一君から奪ったもの.....
でももう恋をしない俺にキスなんて必要ない

















俺と美桜の間に長い沈黙が流れる



















































先に沈黙を破ったのは美桜だった
美桜
美桜
そう...なんだ..ね
私もいつか祐也とキスしたいな~
ちょっと辛そうに笑う彼女に俺はなんて答えたらいいのか分からなかった
祐也(17)
祐也(17)
.....
気まずい空気......
美桜
美桜
あっ、じゃあ私そろそろ帰るね...
祐也(17)
祐也(17)
あ...うん
そのあと帰り支度してる彼女と色々話した














多分美桜が気を使って色んな話を俺に振ってくれたからだと思う














ありがとう
美桜
美桜
そういえば2週間後に中間テストあるよね.....
どうしよ、私勉強苦手.......
祐也(17)
祐也(17)
俺もにg.......





ピンポーン





俺が話そうとするタイミングでインターフォンが鳴った













こんな日に誰だろう










兄貴? 親父? 友達?

色んな人が頭に思い浮かぶ.....
美桜
美桜
お客さん?
祐也(17)
祐也(17)
うん...でも今日は訪問者いないはずなんだよな
美桜
美桜
私出てくるよ.....
美桜はそう言って玄関の方にかけて行った


































ガチャ

ドアが開く音がする
美桜
美桜
えっ.........誰.......


























次の瞬間僕はモニターを確認せずにドアを開けたことを後悔した
私
突然お邪魔してしまい申し訳ないです....
あの祐くn.....いえ....手越さんいらっしゃいませんか

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