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第5話

沈黙
480
2019/09/29 15:01
私
ゆ......うくん....
祐也(17)
祐也(17)
...........
美桜
美桜
............
俺たちの間に長い沈黙が流れる.....



















なんで、どうしてここにいるの....
一生会いたくない.....





















あなたにふられてから僕は....






















僕は.........恋愛なんて一生しない
































そう決めた....そう決めたはずなのに......





















君を見るだけであなたへの愛おしさが込み上げてきて.....































僕は....俺は...








どうしたらいいんだろ


















僕は君のことで頭がいっぱいで

















彼女が辛い思いをしてるなんて気づかなくて...






















美桜
美桜
あっ.......あ.....たし、かえる......ね....
美桜が何かを察したように、そう呟く......
祐也(17)
祐也(17)
え.....あ...うん
「また明日な」




美桜はそんな俺の声も聞こえないと言うように慌てて出ていった....
































残された俺たちにまた沈黙が訪れる













なんでいるの....どうして来たの.....
会ってない間になんかあったの......
















聞きたいこと、話したいことは山ほどあるのに声にならない
祐也(17)
祐也(17)
......
私
あ..の....久しっ...ぶり..です...ね
「久しぶり」なんて彼女は言うけど
俺はどんなふうに彼女に接したらいいか分からず...
祐也(17)
祐也(17)
なんで....
私
えっ
祐也(17)
祐也(17)
なんで....お前がここにいるんだよ.....!!!!!
彼女にあたってしまった......最悪だ.......












俺の怒鳴り声を聞いて彼女が下を向く






















なんで、こう不器用なんだろ......












俺が後悔していると....
私
あの、頼まれたの。えっ..とゆう君のお母様に.......

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