第4話

第3話:あなたへ
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2020/03/19 11:51
私は私の中での最終決戦にいた
童磨
童磨
えらい!頑張ったね!
五月蝿い。
童磨
童磨
俺は感動したよ!
やめろ
それは、その言葉は、
姉さんに言われたかったのに!
お前なんかに言われて嬉しいものか。
本当に狂っている。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
地獄に堕ちろ
ダンッ!
カナヲ
カナヲ
!?
カナヲ
カナヲ
師範!!
ごめんねカナヲ。
私はこの時のために自分をも毒にし、食べられても確実に敵にダメージを与えられる方法を選んだ。
姉さんが私にしないで欲しいと言っていた事だった。
でも姉さんと違って腕力がない私はこうでもしないと勝てないと確信してしまった。
ごめんなさい。
ああ。こんな時にまで冨岡さん。あなたの顔が浮かんできます。
なぜでしょうか。
気づけば私はあなたのこと、知りたく、好きになってしまっていたのでしょう。
けれど、鬼に親を惨殺されてからずっと闇雲に刀を振っていたせいか、
恋愛には鈍感でして。
あなたにただ一言、「好き」と言うことができなかった。
あの笑顔。
あなたの落ち着いた声。
もうこの身体で見ること、聴くことが出来ないなんて。
ああ。なんだか名残惜しくなってしまったわ。
覚悟はできていたはずなのにね。
私はカナヲに指文字で、
「勝って」
ただ一つの言葉を遺した。
ただ。カナヲには普通に恋愛をして幸せに生活して欲しい。
この「勝って」は「勝って幸せに暮らして」と言う意味も含まれていること。
やっと姉さんの気持ちがわかったよ。
姉さんも幸せになりたかったんだね。
冨岡さん。
もしも生まれ変われるのならば。
鈍感でよくわからないあなたに
「好き」
と伝えたい。
END
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
ここまでお読みいただきありがとうございました!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
えー無事!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
最終話を書けました!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
こちらは短編なので次はカナヲ目線で続編を出したいと思います!!!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
リクエストがありましたらまた新しいお話を書かせていただきます!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
感想などをコメント欄でお聞かせくださいましたら.....
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
励みになりなりなります!!!!!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
それではまた違うお話でお会いしましょう!!!!

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