第2話

第2話 私という人間
326
2020/03/17 13:37
私には倒さなければならない相手がいる
私には守らなければならない子達がいる
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
けれど、私には腕力がない。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
いくら刀を振っても。腕立て伏せをしてもダメだった。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
だから、独自に開発した藤の花の毒を使って鬼を倒す事にした。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
その時は最愛の姉、胡蝶カナエが生存していた頃だった。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
だから乗り越えられた。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
言い換えればどんな時も一緒に乗り越えてきたんだ。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
でも
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
でもっ
そんな最愛の姉は「童魔」なんていう、鬼に殺されてしまった。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
なんで。なんで。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
私は一層薬学に励んだ。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
姉さんの意志とは逆に。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
今思えば現実逃避に過ぎなかったのだろう。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
けれど
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
それで憎き奴らが滅びるならば、あの子達が幸せに暮らせるならば、
私は良いの。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そんな私にはいつも
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
会うたびに必ず一回は「呆れる」と思う人がいた。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
それは水柱、冨岡義勇だ。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あの人は何を考えているか全くわからない。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
蜘蛛山の合同任務では鬼を前にしているのに斬らなかったり、
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
意味の分からないことを意味の分からない時に言う。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
人の質問にもろくに答えない人だった。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
全く....困ったさんですよ....
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そんな人にも好物があったらしい。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
それは...
鮭大根だ。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
最初聞いた時はびっくりしたが、
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
これを使って何かあの困ったさん自身のことを知ることができるのではないかと私は思ったのだ。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そんなことを思いついて少し経つと柱合会議の知らせが来た。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
偶然過ぎたが、これも何かの縁だろう!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そこで私はこの作戦を実行することにした。
続く!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
今回はしのぶさんの昔のこと?を書かせていただきました
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
次回からは!待望の(?)冨岡さんが登場します!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
実は...
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
作者自体、単行本を揃えていなくって...
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
内容は把握済みなんですけどねw
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
なので、間違いがあるかもしれません...!!!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
すみません💦
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
見にくかったらごめんなさい!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
何しろ初めてなもので....
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
しのぶさんが言ってなさそうなこともはいってますが!
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
まあ、兎に角!(とにかく)
作者(久世⚡️)
作者(久世⚡️)
お楽しみに!!!!!

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