ミアさんが来てから約1年が過ぎた。
特に何も起きず私の中からはミアさんとあったときのあの不信感は消えかけていた。
だが、この時期から私の周辺が徐々におかしくなっていくのをを私はまだ知らない、、、、、、。
そんなある日練習室に行くと、見たことのない女性がマネオッパと一緒にいた。
私がマネオッパに挨拶をすると共にその女性が振り向いた。
私は、息を飲んだ。
ものすごく綺麗な顔だったからだ。
その綺麗な顔とか裏腹に女性の表情は少し強ばっている。
そう、言われても私はこの人と初対面なのよ。
そこのボーッとしてるやつ。
そう、お前だよ。
マネージャー。
少しでもいいから助け船をくれよ。
その私の殺気に気が付いたのか、
ヘリョンっていうのか。
オッパとタメのあたり年上か。
バタンッ
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。