オッパに''頑張って,, そう、言い放った後何故か立ち尽くしているオッパを置き、自分の部屋を出てリビングに出る
そこには誰もいなくて、皆部屋にいた
この薄暗い気持ちを落ち着かせるために水をコップに入れる
少し気持ちが軽くなった。気がした。
部屋に戻ろうとして、誰かの部屋の前を通ると話し声が聞こえた
ああ、、。
自分ってちゃんとセレンに成りきれてないじゃん
メンバーに気付かれちゃってさ。
今までも十分明るく接してきたつもりだったけど、こんなんじゃいけないんだとメンバーの会話で気づかされた
それと同時にこんなんで気付かれてちゃセレンの自殺の原因を探れなくなるかも知れない。
あり得なくもない可能性が私を恐怖へ陥れる
早く、見つけなきゃ、、、。
そんな恐怖感と焦りが私の足にまとわりついた。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。