8月7日、日曜日。
今日は高校が休みだから、コンビニのアイス目指して∠( ’ω’ )/れっつらごーってしてるお♡←
うん、ひたすら暑い。
なんなん?これ。訴えてやろうか…((
あ、そういえばさ?親友の、亜弥が、なんか誰かさんが悪役令嬢?みたいなのに転生したって小説にハマってんの。で、クラスでもそういう系が流行っててさぁ…でも、うち的にはそういうのの面白さがわからん
( ˙-˙ )
で、うちが好きなのは何かって言うとね、いじめ系?主人公がぶりっ子キモ悪女にいじめられるってゆーね?あれ。おもろくない?今うちが読み終わったのが、最後悪女の希愛に主人公の結愛が復讐を決めて、殺されるっていうやつw確か題名が…『最後の決意』あれが1番お気に入り〜。
クーラーがガンガンに効いたコンビニに入り、思わず呟く。
お目当てのアイスを手に持ち、レジへ行く。
会計を済ませて、外に出ると、
全身黒ずくめの男が、こっちに近づいてきた。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
よく見ると、男の手には刃物が握られていた。
どんどん近づいてくる。
でも、怖さのあまりに硬直してしまって、体は1ミリも動かない。
もう、すぐ目の前、という時に、
その瞬間、腹部に激痛が走った。
あぁ、死ぬんだなぁw
直感的にそう思った。
うちの血まみれの姿をみて、悲鳴をあげる人も。
あぁ、パピィ、マミィ、ごめん…親孝行できなかった…ごめん、うち、このまま死ぬんだわw
亜弥もごめん、もっとたくさん思い出残したかった…みんな、じゃあ、お元気で…
そこで、うちの意識は飛んだ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!