私は反射的にグクのモノを見てしまう
お腹につきそうなくらいいきり立つそれは、
余裕な表情を保つグクの欲望そのものみたいだった
でも、そんな凶暴そうな彼の男性器は
私をちょっぴり怖がらせる
そう言ってちょっと切なそうな目で私を見つめる
いつものグクらしくないグク
そんな目で見られて、断れるわけないじゃん…
…お願いしたのわたしだけど
さっきまでが嘘みたいにいつも通りのグクは
薄く笑いながら私に覆い被さると、
私のソコに自身をあてがう
そう言ってグクは安心させるように優しく微笑んだ
すると、私のナカに徐々に押し入ってくる彼のモノ
入ってくる瞬間、ミチミチと音がするような錯覚
グクのものが大きいのは分かってたけど…
ここまでとは
あの媚薬って、私のためだったんだ…
そんなことを知って
彼の隠された優しさにドキッとする
と、私は最大限可愛く言ったつもりだったけど、
グクにはため息をつかれてちゃった
ダメ、だったかな…?
私がその言葉に頷くかどうかと言う時に、
優しく重なってくる彼の唇
私を安心させようとする優しくて深いキスに
ドキドキしている間にも、少しずつ入ってくるグク
気持ちいい、すごく気持ちいい
とろけそうなキスとともに
ナカの圧迫感は少しずつ増していく
でもそれも怖くないくらい、今はグクに委ねてる
そう言うと、今までにないくらい深く優しく
私に口付けながら進む彼のモノが、
私の奥にトンっ、と当たった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!