……………ん?
……不死川組? 若頭?
ちょ、待て待て待て待て
展開が早すぎるぞこのヤロウ
組、若頭。
『KUMI』、『WAKAGASHIRA』…………
私が知っている限りだと、この単語は、、
ヤクザなのか??
そういえば、さっきの人たちもヤクザだとかなんとか言ってたような…?
あ、
この見た目、ヤクザだな
さっき不死川実弥って言われてた人、すんごい傷だらけじゃん。目つき悪いし←
The・ヤクザじゃん
うん、ヤクザだ、ヤクザ………
ギュッ
一瞬の出来事だったけど…
時間の流れが遅くなったような気がして…………
気づけば、不死川とかいう人の腕の中にいて……
___バンバンバンバァンッッッ
いきなり、大人しかった男が銃を乱射した
………キャラ変わってね?
というか、本当に展開が早すぎる
高身長チャラ男がいる所を見ると、
足元には、たくさんの袋が散らばっていた
さっきの……………………
そう言いながら、男達は私の身体を舐め回すように見た
気色悪い気色悪い気色悪い気色悪い………
なんなんだこいつら………目が、、可笑しいって
狂ってんのか…?
なんだ、、震えが止まらない
たぶん、私に見せないように、さっきよりも強く抱き締めたんだと思う
なんでだろう、
この人の方が、怖かった筈なのに……
安心する…
…………え? 玄弥……………?
玄弥の声…………?
そこで私の意識は途絶えた___
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。