第10話

再び。朱く染まる。(R18)
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2020/02/16 12:45
実弥クン
…もう。満足か?
緋緒
緋緒
うん…。
…ごめんね…。
_
トスッ
実弥クン
俺はまだ足りねぇ。
引き寄せて。

抱き締められた。
_
チュルッ チゥッ
離れたかと思ったら口吸い。
緋緒
緋緒
ん…ふっ
慣れない甘い触れ合い。

いたいしか知らなかった。

前まで獪岳クンと我妻クンが渦を巻いてたのに。

実弥クンの血と。

甘いこの時間で頭がクラクラする。
実弥クン
なぁ…イイか?
緋緒
緋緒
う…ん。…でも…責任取ってね…。
実弥クンの血…もう…忘れらんない…。
実弥クン
俺が貰ってやるよ。お前は。
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緋緒
緋緒
ん…あ"っ…さねみ…くっ…
実弥クン
へぇ…おもしれぇ…
何が面白いんだろ。

私あんま余裕無いからわかんないや。
緋緒
緋緒
あ"っ まっ…て…すごい…もう"
実弥クン
俺が気持ちくしてやっから…
お前は何も考えんな…ッ
緋緒
緋緒
あ"っ…ん"ああぁっ…
実弥クン
はーっ。
緋緒
緋緒
ヒュー…コヒュー
頭真っ白だ。

甘い。

思わず吐き出して。噎せる程…。

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