プリ小説

第14話

#14
そらる
そらる
…また、死ねなかったよ
心電図の音が響く。
真っ白で無機質な部屋に花を置いた僕はそらるさんの声のする方へ振り返った。
まふまふ
まふまふ
そんなの…死ななくて良かったですよ…!
まふまふ
まふまふ
そらるさん…!何でそんなこと……!!!
そらる
そらる
…………
両腕には包帯が巻いてある。
僕の飛び降り以来歩けないにも関わらず、窓から何度も飛び下りる。
意図分からない。どうしてそんな事をするのか、僕には何も分からなかった。
今までそらるさんの全て分かっていたはずの僕はもう居なくて、分からないことだらけだった。
まふまふ
まふまふ
…これ、なんの花だと思います?
そらる
そらる
…胡蝶蘭
まふまふ
まふまふ
よく分かりましたね…!
そらる
そらる
前花屋で胡蝶蘭見かけたんだよ
まふまふ
まふまふ
そうでしたか
まふはふわっと優しく微笑んだ。
まふまふ
まふまふ
僕、水持ってきますね
僕が持ってきたのはピンク色の胡蝶蘭だった。
花言葉は私は愛しています。
鈍感なそらるさんはきっと分からないだろう。
まふまふ
まふまふ
そらるさん、戻りました…
まふまふ
まふまふ
そらるさんっ!!!
僕が見たのは窓の縁に足をかけるそらるさんだった。
僕は夢中でそらるさんの腕を引っ張り、引き寄せ、ベットに倒れ込んだ。
まふまふ
まふまふ
何…やってるんですか…!!
そらる
そらる
まふっ…ごめん……
僕の腕の中でそらるさんは泣いていた。
まふまふ
まふまふ
…大丈夫ですよ
僕はそう言ってそらるさんの頭を撫でた。
そらる
そらる
…まふ
まふまふ
まふまふ
そらる
そらる
俺をまふの手で殺してくれ

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mel
mel
語彙力無いんですけど、思い付いたらぱっと書いちゃう派なので、設定グチャグチャに…とか良くあると思いますがご了承下さいっ💦 コメントや♡、☆など、励みになります(❁´ω`❁) ありがとう御座います♪
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