(車)🚗💨
仕事帰りには毎日のようにマネージャーに送ってもらうようになった。
ある収録の日
マネージャー💭
横山さんどうしたんだろ?
ここ最近ずっと仕事終わったら真っ先に帰るし、僕に送ってって。
今までこんなことなかったのに。
そして横山がいつものようにマネージャーの近くに寄ってきた。
in車
そう言ってマネージャーさんは
人が少なそうな店に入った。
ガチャ
カランコロン
マネージャーさんがそう言うと、
黙って頷いた。
ほんとに人がいない。
どうやらマネージャーさんが連絡してくれていたようだ。
__僕の声を遮るように僕の名前を呼んだ。
__それから僕は毎日マネージャーに送って貰うようになった。
今までは誰かに付けられていたけど
送って貰うようになってから付けられることはなくなった。
これでようやく普通の日常に戻れると思った。
思っていた。__
ある日の仕事帰り。
驚いた。
言葉が出なかった。
『どうして知らないフリするの?ボクはこんなにも』
最後の文は濡れていて読めなかったが、
どうゆう事か分からない。
でも、コレといって、被害はないので
無視することにした。
が、それからはどんどんエスカレートしていった。
非通知電話、fax、メール。荷物も届くようになった。
それから、僕は収録中も急に怖くなって手が震えてしまうようになった。
ストレスで。メンバーに気づかれないように。
トイレで吐いた事もあった。
ある日の朝早く。今日はLIVEがあってマネージャーが来る日だ。
ピンポーン
となった。
ガチャ
するとナイフを持った人が立っていてつかみかかってきた。
👤今日LIVE行くよお。ねえ、。
怖かったので、
突き飛ばしてドアを閉めた。
プルプルプル
ブチっ
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
プルプルプル
楽屋に着いた。
__なんだったんだ?
僕は、日記を付けるようにしている。
今日合ったことを書くんだ。これから書かないと___
5月〇日 今までで1番怖かった。アイツも今日来るのか?嫌だな怖いな。他のメンバーやファンの人に何もしないで欲しい。もう…
LIVE中…
声が出なくなった。
朝の人がいたのだ。
メンバーが驚いた顔をした。
心配しているようだった。
でも、すぐにカバーしてくれて、
少し不自然だったけど
無事終えることが出来た。
涙がでそうだった。
in楽屋
心配そうに聞いてくれた。
日記に書くことにした。
5月〇日 声が出なかった。怖い。どうしよう。、怖いなんで?
大倉side
横山くんの様子がおかしかった。
最近元気ないし。
何があったのか全然分からない。
心配。
床に座り込んでいた。
みんなが駆け寄ってきた。