アランに会いに行きたいのにッッ…!!!
行きたいのにいいいいいい!!!!!
嫌やあぁぁぁぁああああぁああ!!(本日2回目)
キュッと音と同時に、角を曲がる
が、そこには人が!!!
ドンッ
って普通行くやん?
そう思うやん?
『大丈夫か?廊下走ったらあかんよ。』
この人めっちゃ紳士に受け止めてくれたんだが?
え?アランと並ぶ王子様やん?
そう思い、また逃げようとすると
『お前ら廊下走んな。大声出すな。迷惑やろ』
北さん…?
チラッと北さんと言うお方を見上げると
頭をポンポンされ
やだっ……そんなすぐ頭ポンポンしたあかんっ
北さんは双子を見て
あっ…
喋るのを途中でやめたその相手は
『ちょっ、なんでここにおんねんっ!!』
ゆっくり獲物を狙う様にうちはソロリソロリと近付く
『早まるんとちゃうで!!落ち着けっ!』
『信介ッ!!この女はッッ!!!』
飛びつこうとすると
____キーンコーンカーンコーン
教室へ
_____________
__『色んな意味で危険人物やっ!!!!』
失礼なやっちゃなー!!!
誰が危険人物やねん!!!!
▷▶︎▷▶︎NEXT
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。