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第11話

上書き ⅴ 🔞
1,884
2021/09/26 07:19
(ジェヒョクside)



「ジェヒョク…」



アサヒが俺の名前を呼ぶ



いつも呼び慣れてるのにな
今日はなんだか
そう呼ばれるたびに

心がきゅっとなって
痛い










「うん、アサヒ」




俺もアサヒの名前を呼ぶ



そして
唇が触れるだけの軽いキスをする





ああ
この小さくてかわいい唇も
あいつに
奪われたのかな







「…アサヒ、もっとキスしたい」


「うん、うん…いやじゃないから、して?」







今度はわざと音を立てて唇を貪る
小さな吐息が漏れた後
すかさず舌をねっとり絡ませて
口の中の気持ちいいところを探す





「んっ//…ふあ…
 チュ、チュッ…あっ//ジュルジュルジュル、チュプ」


「ん…」






深いキスをしたから
2人の唾液が糸のように繋がり
しかしプツンとすぐ切れる




それがなんだか悲しくて
今度はアサヒの首筋に顔を埋める


すると








これは…
いやだ
考えたくはないが
赤い「何か」があった









「これ、あいつが?」


「ごめんね…つけられた…
 ジェヒョクは我慢して、つけなかったのに」


「じゃあ…俺がまたここにつけるから」







幅と厚みのない肩を右手で掴み
左手はアサヒの髪を撫でる






首筋の赤い印
それを消し去る勢いで
強く跡を残す






「あっ、んんっ」


「ごめん、痛かった?」


「ちょっとだけ…でも、もっと強くつけて」


「うん」





より強く跡を残す
時折アサヒが声を微かにあげる





「跡ついた?」


「だいぶ濃くついちゃった
 なかなかとれない…かも」


「いいよ、とれなくて」





アサヒがふっと笑う


その笑顔があまりに可愛いので
俺のスイッチも完全に入った







「ごめんアサヒ、俺…
 もうちょっと勃ってる…」


「…俺も//
 ねぇ、俺の触って?」






アサヒのモノを指先で触る







「ふふ、ほんとだ」


「ジェヒョクの指、好き
 長くて細く見えるけどちゃんと男のだって
 感じ」


「へぇ…
 じゃあさ」








俺はアサヒのズボンと下着を下ろす
そして
モノを指で輪っかを作り
ゆるゆると動かす




「っっ…あ、ん」


「もう我慢汁も出てるし
 咥えてあげるから1回射精しな?」








歯を立てないように気をつけて
大きくなったモノを
ゆっくり口に含む




じゅぽじゅぽと音を立てて
指も動かす








亀頭も舌先で刺激すると
アサヒの腰が少し浮く








「あ//やっ…そこばっか//」


「んっ…ジュポ、ジュポ」


「あっっ、やば…」






アサヒのモノから
精液が飛び出る







「へへ、亀頭攻められるの好きなの?
 いつもよりイクの早い」


「だってっ、はあっ…はあっ…」









「今度はこっちね」





アサヒの上着とTシャツも脱がせ
自分も同じく脱ぐ








「また色んなとこに跡つけるから」


「うん…//」







鎖骨
胸元
脇腹
肋骨
股関節

内腿にもしっかり赤く染まるようにする





その光景だけでも興奮する






「アサヒ、俺の指好きなんだよな」


「んっ、うん、すき//」


「こっちも指でほぐすから
 指意識してて?」








指に唾液を絡めさせ
アサヒの秘部にゆっくりいれる



アサヒがシーツを握る






「んあぁ…//ジェヒョクの、あっ//
 俺の届かないとこ、んっ//…」


「自分でするときじゃ届かなかったんだ?」


「あ//ひゃっ…ひぅ…
 うんっ//だから、いつも物足りなかった//」






可愛いことを言ってくれるね









アサヒのナカが程よくほぐれてきた
柔らかいが
時々圧が強くなる





「んん//ジェ、ジェヒョク、もうっ…」


「あ、待って
 指じゃなくてさ」


「…??//」








俺のすでに興奮を抑えられていない
むしろ抑えられるわけのないモノを
秘部にあてがい
ゆっくり挿入する






柔らかい壁を押し広げ
うねりに負けないように
自分に言い聞かせながら腰を動かす




華奢な身体がピクっと反応し
口からは甘ったるく、
そして少しの呻き声を発する







「ふっっ…あっ、あ///
 う"あぁ//んんっあっ…//」


「あ//アサヒすごっ…ん」


「あっ///ジェヒョクっ…んうっ//♡
 ちょっと、激しく、な…あっやんっ//」


「ごめんっ…痛い?」


「痛いわけ、んっ、ないじゃん…//
 そうじゃ、ああっ//なくて…はぁ、はぁっ…
 気持ち良すぎ、って///」


「んっ//はっ、それならいいじゃん?」










あいつに挿れられたんだ
怖がるアサヒを無視して
無理矢理








アサヒはナカに射精されてないとは言ったが
定かではない



なら
俺がそれをも掻き消すかのように
最奥に注ぐ以外
考えられない








「アサヒ、ちょっと膝持つよ?」







アサヒの膝裏を持ち上げる




体重を少しかけて
アサヒのナカをより圧迫するように
そして沈み込むように
押し込む









「んああああああああっ////
 やっ…///奥っ、届いちゃ、あああっっ//」


「んふ///やばい、すごいうねって….」


「も、あっ///やっっっ///♡
 あん、ああっ///なんか…やばいっ//」


「もっと、ん///
 奥届かせるからっ….はぁ、んっ」







より奥に届くように
アサヒの身体にぴったりと密着し
腰をぐるりと回しながら進む






呻き声はなくなり
快楽のみを感じるアサヒの声は
ただただ
甘ったるくなっていた








「んんっ////はあっ//♡
 あああああ////♡ 待って///あん、やっ///」


「はあ///まじでっ…あいつは許さない、から//
 んっ//、ちょっと辛いかもだけど、はぁ//
 もう、ちょっとで…///」





そう
「もうちょっと」で
最奥に達する













ぐぷっ


俺が腰を大きくひと突きすると
そう音が鳴った気がした


その瞬間
アサヒが身体を弓形に

先程の甘ったるい声は
一瞬だけ消えた








「っっっっっっ〜///////♡
 かはっっ、あ………ああああああ///////♡♡」


「んん"っ….///♡きっつ////
 でも、これで動け、ば//」


「あっ////まっっっっ…..
 ふあっ/////なんかぁ//、気持ちいぃ////♡」


「あ、アサヒ….//////
 射精すよっ///♡」


「んんっっああ////きて♡
 熱いのっ////ほしい…..//////♡」

















どぷっっ





アサヒのナカを
俺の精液が大量に注がれるのが
とても心地よかった










「アサヒ…..」







力が完全に入っておらず
肩で息を大きくし
太腿は痙攣をまだ起こしているようだった










俺はアサヒの耳元で
アサヒの教えてくれた日本語で囁く





















「アサヒ、だいすき」



























もう君を絶対に守るって
誓うからね








ふとアサヒを見ると
目を少し細めて















「うん、だいすき」










日本語でそう返してくれた



















(「上書き」の話はここまでです
 新しい話で続きます)
















 

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