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第1話

今日から私は1年生!
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2019/06/17 08:07
※この話は学生松ですが、映画のおそ松さんとは関係していません。by作者









長い髪を揺らしながら、明るい表情出歩いているひとりの女の子。重そうなスクールザックをせおい、赤塚高校の制服を着ている。
あなた

あ!あった…!

その女の子は校門の前に立った。
目の前には大きな学校。
あなた

今日から通う学校はここか…!

私の名前は夢白 あなた。
5月9日生まれの高校1年生。
腰まである、長くてサラサラした髪は5歳の時以来、1度も切っていない。
あなたはワクワクした気持ちで入学式を迎えた。
先生
先生
ーーーーーー夢白あなたさん
あなた

はい!

私は先生に名前を呼ばれ、元気よく返事をした。
そして、全員が名前を呼ばれて、無事に入学式が終わった。





その日は、入学式のみだったので私は帰り道を歩いていた。
あなた

はー、緊張したぁー…

???
???
〜‪〜〜‪〜‪、〜〜〜〜!
あなた

(ん?なんか話し声が聞こえる。路地裏からかな…?誰だろ…)

私がそっと覗いてみるとそこには、顔が似ている6人の男子がいた。
よく見ると、私と同じ赤塚高校の制服を着ていた。
さらにその6人は、それぞれ、炎、水、植物、毒、電気、花らしき超能力っぽいのを使っていた。
あなた

え…これ…どうなってるの…?

当然だが私の頭は、現実を受け入れらなかった。
だから私は、その場で固まっていた。
すると、植物の力を使っていた人が私に気づいた。
???
???
…ねぇ。僕達が能力使ってるの見られてない?
???
???
「「「「「え?」」」」」
その言葉を言い放った時、その他の5人がほぼ一緒のタイミングでこっちを向いた。


その瞬間私は思った。


この流れは、マンガとかでよくある、「俺たちの正体を見たやつは殺す」とか言ってくる展開ではないのかと。

私は今までにないほどの全速力で、自分の家へ走った。
あなた

はぁー。疲れたー、死ぬかと思ったー。

私は家に着くとソファにもたれてつぶやいた。
あなた

さっきの人達なんだったんだろ…
まぁいいや!

路地裏で不思議な力を使っていた6人が気になったが、深く考えないことにした。
次の日の朝。←早いと思った人、気にしないでね☆
あなた

髪型よーし!服よーし!気分よーし!

笑顔で、忘れ物や悪い所がないかを確認したあと、スクールザックを背負って元気よく家を出た。
あなた

いってきまーす!

私はルンルン気分で歩いていた。すると、後ろから誰かに肩をたたかれた。
あなた

ん?…………!?

私の肩をたたいていたのは昨日見た、不思議な力を使っていた6人のうちのひとりだった。
と言ってもほかの5人は私からだいたい10歩ほど下がったところにいるんだけど。
???
???
君さ、昨日俺たちを見てた?
あなた

(え!?)

ここは、いいえと答えるべきなのか…?

それとも正直に喋った方がいいのか…?

どちらにしてもバレるのは時間の問題だ。ここはもう何も隠さず、全て言ってしまおう。

もう、どうにでもなれ!
あなた

は、はい…見てましたけど…

???
???
そっか!ありがと!
???
???
おーい!チョロ松ぅー!
見てたってさ!
私に話しかけてきた人は、後ろを向いてそのチョロ松とかいう人に喋っていた。
???
???
よかったー。やっぱり僕の記憶は間違ってなかったんだ!
チョロ松(?)は、安心したような表情でこっちを見た。
???
???
えぇっと。君、俺らと同じ1年生?クラスどこ?
最初に話しかけてきた人が再びこちらを向いた。
あなた

私は…1年生で、クラスはA組です

???
???
おぉ!俺と同じじゃ〜ん。よろしくな!
あと、別に敬語じゃなくていいぜ?
俺先輩じゃねーし‪w‪
そういう理由で敬語なわけじゃないんだけど
あなた

あ、ありがとう。
こちらこそ、よろしくね

今話してる人はあまり悪い人じゃなさそうたな…
この後私は足早に学校へ向かった。
そして昼休み←雑だけど気にしたら負けだよ☆
あなた

はー。やっと昼休みだー。

???
???
おーーーーい!
あなた

(ん?遠くから声が聞こえたような…
気のせいか。)

???
???
ダダダダダダダダダッ
何かがこっちにきている。
あなた

(なんか、嫌な予感が…)

???
???
こんにちは!ぼく十四松!
???
???
ハァ…ハァ…十四松、早い…
???
???
俺は、なんともないぞ?
???
???
だまれクソ松…
あなた

(…?…なんだこの人たち)

???
???
あ、ごめんね?うちの弟達が‪w
あなた

ううん、大丈夫だよ…

嘘。全然大丈夫じゃないです。
でも、まぁこの人がこの5人の長男なのはわかった。
???
???
あのさ!俺たちまだ自己紹介してなかったよな?
あなた

?そ、そうだね。

おそ松
おそ松
俺、この六つ子の長男のおそ松!
よろしくな!
あなた

む、六つ子!?

カラ松
カラ松
俺は次男のカラ松だぁ!
チョロ松
チョロ松
僕は三男のチョロ松でーす
一松
一松
四男…一松…
十四松
十四松
僕は五男!十四松でっす!よろしくー!
トド松
トド松
僕は六男のトド松🎵よろしくねー🎵
六つ子
六つ子
君は?
あなた

え、えっと…

6人一気に紹介されても何が何だか…‪。

それに6人一緒に「君は?」って困るよ‪w


でも、一応答えとかないとな。
てか、六つ子ってやばくないか…?
あなた

私は夢白 あなただよ。よろしくね。

よし、ちゃんと笑顔で言ったし、相手が不快になるようなことは一切していないはず…!
おそ松
おそ松
ねぇねぇ!
今さ、俺たち暇なんだよねぇ‪w
だから一緒に遊ばない?
う〜ん、私もちょ〜ど暇なんだよなぁ。
この人たちいいひとそうだから遊んでもいいか。
↑騙されやすいやつ‪w
あなた

いいよ。私も暇だったから。
何して遊ぶ?

カラ松
カラ松
フッ✨それなら、俺がいいものを貸してやろう。パーフェクトな俺がこれでもかというほどついているこの、トランp…
一松
一松
却下…
カラ松
カラ松
oh……
十四松
十四松
外!外いこ!やきゅう?
やきゅうする!?
トド松
トド松
野球はしないよ。十四松兄さん。
あなた

あ、外行きたいかも!でも、日陰限定で‪w

私はちょうど外に行ってのんびり過ごしたい気分だった。
おそ松
おそ松
いーね!さっそく外行こーぜー!
さすが長男。弟をまとめているかは分からないけどリーダーシップがある気がする。

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