カンタ「それお気に入りだね」
あなた「当たり前だよ!カンタがくれたんだもん!」
カンタ「イヤリングばっかりでいいの?」
あなた「え?なんで?」
カンタ「いや、穴あけられないから...その、種類の幅が狭いかな、って」
あなた「出来れば開けたいけど...怖いもん」
カンタ「じゃあ俺が開けてあげよっか?」
あなた「むりむりむり!カンタ不器用だし!」
カンタ「何言ってんの!?絶対出来るし!」
あなた「これだけはトミーの方が絶対上手いな」
そう言ってもカンタは聞かないので、
せっかくだから開けてもらうことにした。
あなた「ねぇ...すっごい心配なんだけど...」
カンタ「大丈夫~!これなら出来る!」
あなた「やったことないくせに」
カンタ「いい?もう開けるよ?」
あなた「待って!怖い...」
カンタ「じゃあカウントダウンするね」
あなた「...おっけい」
カンタ「3、」
あなた「ちょっと待って!!こっわ!」
カンタ「分かった!刺したらすぐにキスしてあげる」
あなた「...許す」
カンタ「よし、行くぞ~」
「3、2、1...」
カチッ
あなた「痛っ...」
そう言うと同時に
カンタは私にキスをした。
カンタ「どう?痛かった?」
あなた「ちょっとだけね笑」
カンタ「綺麗に開いたよほら!」
カンタは鏡を渡してくれた。
あなた「よかった~」
カンタ「てことは俺は不器用卒業でいい?」
あなた「いや、留年だね」
カンタ「ねぇもう片方も開けていい?」
あなた「怖いからもう無理、トミーに開けてもらう」
カンタ「え~あの刺す瞬間好きなんだけどな~」
あなた「このサイコパスが!!」
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
カンタくんのサイコパスを使って(酷い)
ピアスの穴を開けるシーンを書いてみました!
私は開けるの怖いからイヤリングで十分です。
(カンタがやるなら許せる笑)
次もよろしくお願いします☺︎︎
ごめんなさい今気づいたけど
「そっけない #3」
と更新順番が変わっちゃってます( ;ᯅ; )
多分、これを先に書いたので
そうなっちゃったのかも...
ごめんなさい...(´;ω;`)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。