今日は年に一度の花火大会。
そして、
遠距離恋愛中の彼氏と会う日。
あなた「おーい!」
トミー「お!いたいた!久しぶりだな」
あなた「トミーちょっと痩せた?笑」
トミー「でしょ?俺すごくない?」
あなた「んーすごいすごい(棒)」
トミー「棒読みするなよ?笑」
私たちは違う高校の生徒同士。
お互い部活や勉強が忙しく、
なかなか予定が合わない。
でも毎年この日だけは絶対に予定を空ける。
年に一度の大切な日。
トミー「もうすぐ花火上がるってよ」
あなた「今年の花火も楽しみだな~」
トミー「そういえばこの間のテストどうだったの?」
あなた「結構よかったよ!学年で英語1位だったの!」
トミー「すごいな笑、数学はどうなの?」
あなた「...ノーコメントで笑」
トミー「理数の方も勉強しろよ?」
あなた「数学苦手な人に言われたくないですー笑」
...ヒュー
ドーン!!🎆
あなた「花火終わっちゃったね...」
トミー「な、今年も綺麗だったな」
あなた「またこれで会えなくなるんだね...」
私はこれでまた来年まで会えないことを考えてしまい、
涙が止まらなくなった。
あなた「ねぇ、離れたくないよ...」
トミー「...」
トミーは黙って私を抱き寄せた。
トミー「お前の泣き顔なんて見たくない、泣くな」
あなた「...分かった」
トミー「また来年な、それまでお互い頑張ろうな」
あなた「...うん、ありがとう!」
「 ま た 来 年 」
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
今年は私も地元の祇園祭行きました🏮🍧
もちろん女の子とですけど笑
好きな人を誘う勇気はなかったです...🙃
これからの夏楽しみだな~!!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。