第75話

鋭児郎 体術を学ぶ 〈2〉
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2020/11/08 10:00
➠切島side



カカシさんのあとをついて行き森に入った。






少ししたら
はたけ カカシ
この辺に座ろっか。


近くの丸太に腰を下ろしたのでオレも丸太に腰を下ろした。



静かな森の中。


カカシさんの第一声は
はたけ カカシ
鋭児郎 あなたがそっちにいる時、あなたと仲良くしてやってね。
切島 鋭児郎
えっ、もちろんですけど?

当たり前のことすぎて拍子抜けしてしまった。


はたけ カカシ
アハハ そうだよね。



笑ってた顔がシュって引き締まって

はたけ カカシ
なんて言うかアイツあなたは強いかもしれないけどモロいんだ。
辛い時に助けてって言わないで1人で解決しようとする。
はたけ カカシ
里にいる時はオレとかオレの同期の今日体術 教わるガイとか紅にアスマっていうヤツがいるんだけど まぁ そいつらに少しは頼ってきた感じなんだよ。
はたけ カカシ
でもそっち雄英にいる時は あなたの昔からの知り合いがいない。
だから鋭児郎に頼もっかな〜って。
はたけ カカシ
嫌なら断ってもらって構わないから。
切島 鋭児郎
やります、大丈夫です。
それに他のクラスメイトも あなたちゃんと結構仲良くしてるんすよ。
切島 鋭児郎
大丈夫だと思います。
はたけ カカシ
ふーん。


じーっとこっちを見て









はたけ カカシ
なら大丈夫かな。
はたけ カカシ
あっ それと暁のことは他の人達には秘密にして。
あなたは あなたで警戒するだろうし、こっちはこっちでヤツらの居場所を突き止めるから。


秘密って


話しといた方が警戒できると思うけど…


切島 鋭児郎
…わかりました。
はたけ カカシ
よしっ 戻ろっか。

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