その後 色々な服を着て山鳩色のキュロットに最初に着た花柄のスカート。
瑠璃色のガウチョパンツ、黒のボーダーのシャツ。
蒸栗色の英字がプリントしてあるシャツ、灰色のシャツ。
部屋着用の服を上下を買うことをなった。
そう言って勝己はお金を払ってしまった。
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レストランに入ってカレーオムライスと勝己はミートソースパスタを頼んだ。
トロトロの卵にアツアツのルー。
ルーの中には硬すぎず、柔らかすぎない野菜がゴロゴロ入ってる。
オムライスを食べる手を止めて勝己に聞くと
“ブラブラして帰る”
今までなら考えられなかったことだな。
商店街に長いすることはあったけどこんな大きなデパート?みたいな建物は里にないし。
でも、まぁ、こっちにいる時ぐらい楽しんでもバチは当たらないよね?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!