保健室の空いてるベットに案内されそうになったけど
そう言って焦凍のベットサイドにある椅子に腰を下ろして
腰のポーチから2、3粒取り出してベットサイドにある棚のメモ用紙を切り取ってそれに包んで
もう1枚メモ用紙を切り取って置いてあるボールペンで
包んである兵糧丸 食べておくこと。
あなた
そう書いたメモの上に兵糧丸を包んだメモ用紙を置いて眠りに落ちた。
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10分そこら経ったぐらいで眼を覚ましリカバリーガールにお礼を言って体育館に戻った。
➠轟side
眼を覚ますと白い天井があって
あっ、そういえばはたけに運んでもらったんだっけ?
結局おぶられて…
眼を背けるように隣に顔を向けると棚の上に包み紙のようなものがあって
起き上がった見てみると
包んである兵糧丸 食べておくこと。
あなた
達筆な字でそう書いてあって包み紙を開けると焦げ茶色のチョコボールよりも大きい丸いものが3つ入っていて食べてみると
甘すぎず苦すぎず丁度いい味。
今はたけにある仮は
・治療をしてくれたこと
・保健室に運んでくれた事
・兵糧丸という食べ物をくれた事
この3つ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。