第105話

蛞蝓
639
2022/04/08 08:07
平屋1軒分くらいのカツユを口寄せする。

カツユとは自在に体を分裂させることが出来て物理攻撃の類は効かず、その全てが同一の意志を持っている蛞蝓なめくじ

分裂した個体はそれぞれ意思疎通が出来、チャクラを瞬時に伝達する事が出来きるため医療忍術を使って離れた場所にいる大勢の怪我人を同時に治療することが出来る。

またカツユの体内に取り込むことで広範囲にわたる物理攻撃から瞬時に防御することもでき、その上回復も出来るという治癒には適した口寄せの動物。
あなた
カツユ敵が侵入してきて今は他の人が戦っている。
分裂して生徒に1人ずつ付いて重症者がいたら分裂体を通じてうちに知らせて。
カツユ
わかりました。

そう言ってカツユは分裂して四方八方に散らばる。


小さく分裂した1体は背中を登ってうちの肩の上に乗る。
麗日 お茶子
あなたちゃんそれって蛞蝓なめくじ
あなた
うん、カツユって言ってうち百豪びゃくごうの力に応じて力を使えるの。
蛞蝓をみて抵抗してるお茶子に
カツユ
大丈夫ですよ、治療するだけなので。
麗日 お茶子
えっ、あっ、うん。
ありがとうございます。
そう言ってカツユがお茶子や他のみんなの体を登っていく。
麗日 お茶子
すごい 傷が治ってる。
蛙吹 梅雨
ほんとだ、こんな事もできるのね。
カツユ
私を口寄せするには百豪の印びゃくごうのいんを持ってる者じゃないと口寄せが出来ません。
カツユ
そしてこの印を持っているのは綱手様と あなたちゃんだけです。



とりあえずこっちはカツユに任せてうちは相澤先生の治療を。

















あなた
どう?
分裂して相澤先生の治療をしているカツユに聞くと
カツユ
状態は良くないです。
骨折はともかく肘が崩れてます。
あなた
肘はうちがやるからカツユは骨折の方の治癒をお願い。
カツユ
わかりました。

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