第3話

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2019/09/01 03:46

嗚呼、わかっていた。


自分を信じてくれる人は居ないことを。














影「もっと早く動け!!追いつきたいなら」





試合の時、自分が何言っているのかすぐにわかった。



“ 命令すんなよ ”


“ お前のためとか ”




そんな言葉が飛び交う。






大事な試合だっていうのに、真面目にやっているやつはただ1人、俺だけだというのに。





??「お前の命令なんか皆聞かねぇわ」


??「もううんざりなんだよ」





どんどん人が離れていく。


嗚呼、最悪だ。




















大事な試合、監督は真面目にやっていた俺をベンチに下げ他のやつをセッターとして出した。








監「お前は学ばない、…何故俺がお前を下げたか分かるか?」



そういった監督の目は怖かった。




背筋が凍るほど、






影「……っ……」



物にあたっても仕方ない。


自分は無力だ。







そうどこかで呟いた。









「監督、次金田一が………」




監「わかった。」

























ピィーーーーー!




試合終了の笛、最後まで試合に出させて貰えなかった。





皆「「「「「ありがとう御座いました!!」」」」」





一斉に声が揃う。

北川第一あいつらが勝った。



俺はベンチから頭を下げただけ。

無力だ。





「……影山、話があるから後できてね」



下を向いた俺にあなたさんは話しかけた。










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