第10話

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2019/10/17 10:42


影「部活に参加させてください。

日向コイツともちゃんと協力します!」






そういう日向は先輩と、レシーブ練習。



俺が澤村先輩に言ったってどうすることも出来ないが
やってみるしかない…、





ガッ…

体育館の扉は顔だけ出せるような範囲だけ開いた。


そこから顔を出したのは勿論烏野バレー部の首相の澤村さん。





澤「…本音は?」





嘘を見抜くような目に、耐えられなかった…

言わなければよかった。






ただ、そう思ったのも遅かった。



俺は小さく吐き捨てるように


影「…試合で…今の日向と協力するくらい
なら、レシーブもトスもスパイクも全部
俺一人でやれればいいのにって思います」




日「何言ってんのオマエェ!?」




日向の声なんか無視して、澤村さんに言った。





澤「ふっ…あははッ…、

なんで本当に言っちゃうんだよ本音を!

けど、いいと思うよそういうの!」



本当のことを言っただけなのに、けたけたと笑った。



俺もそれと同時に首を傾げた。





澤「でもさ、

ボールを落としてはダメ、持ってもダメ、一人が続けて二度触ってもダメ、…ッて言う
バレーボールで、どうやって1人で戦うの?」




笑顔を絶やさかなった。


そう言ってピシャーンと扉を閉められた。






.






日「お前なんなんの?…、実はバカなの?… 」


影「うるせぇ…」




「…ふっ……1本取られちゃったね、澤村さんに()」




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