第7話

2,190
2019/09/23 10:05

及「ねぇ、飛雄ちゃん」



影「はい?」







及「あなたは渡さないから 」


影「は………、……」



















あれから2年経った。

俺は勿論、高校は烏野にした。



白鳥沢もよかったが、俺には高すぎて………(

勉強すら俺一人じゃ出来ないからあなたさんに教えてもらったし(




















「あ!!!影山!!」



影「先輩!………」




ずっと待っててくれた先輩がいて、

頑張ってきたな……とか、色々考えれた。








「ふっ…久しぶりだね!元気だった?」



影「………ずっと会ってたじゃないですか…」



「そっか!!」






入学式の時、思わず抱きつかれたから、

抱き返すとあなたさんは頬を赤らめた。





「………なんか、……これ…」



影「?………」




「いや、なんでもない 」と、口を閉ざすと、

俺の手を引いた。

























「ここが体育館だよ。」





影「…………」




プリ小説オーディオドラマ