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2021/08/11

第25話

第25話
グル「見つけに行こう」

言葉の意味は承知の通り
GMと名乗るあいつの捜索
現状私達は化け物の掃討に手間取っていたが
適応能力が高いのか皆次第に慣れ始めている
このデスゲームこと鬼ごっこを
終わらせるためにはアイツを見つけに
行くしかない。

そしてこの言葉に全員が賛同した

ゾムを背負うのはトントンの役になった
最初こそぼやいていたものの平等に
ジャンケンで決めたんだから仕方ない
ゾムを背負う姿はさながらオカン
そのもので、見ていて笑い出しそうに
なったのは言うまでもないが
笑ったものは順々に粛清されていくから
地獄絵図であった。

どこかに行くにしても
どこに行くんだと言う話になったが
まずはゾムがいたであろう
俺たちとは真反対の壁に近い場所に
足を運ぶことになったそこから
外周を見て回り、次第に中心に
よっていく算段である、数だけなら
いくらでもいるのでそこからは
人海戦術になる。

鬱「トンちゃん疲れた」

トン「いくらゾムがいた場所が
遠いからって早ない?大先生」

鬱「トンちゃんひどい(キャピッ」

ロ「大先生流石に今の声はキツいで(引」

まぁそりゃ愚痴るわな
内心みんな思っていたと思う
だって遠いんやもん
ゾムがどうやってこの距離を
往復してたのか小突いてでも
聞き出したくなるほどに遠い
まぁどうせあのデタラメな身体能力が
可能にしていることなんだから一般人の
私達には無理なことだ。

ここに来てからというもの
メンバー内での亀裂やらゾムの奪還騒動
やら、心身ともに擦りへすような
出来事しか起こってない、
唯一の発散場所である、甘味もないときた
GMにあったら、暴力ではなく
延々と私の愚痴に付き合って
貰うこととしよう。

にしても遠い、これだけ物思いにふけっても
つかないとは、どういうことなのだろうか
そろそろトントンも疲れてきたようだから
早めに着いてくれると有り難い
また、ゾムの押し付け合いが始まってしまう

トン「着いたっぽいな」。

ようやっとか、と思いつつも表情は
崩さないことを徹底する
総統と言うキャラ付けがあるからか
こういう時も気をつける癖が
ついているのだ。

目に止まったものといえば
散らかった包帯と折れた矢じり
赤く染まったパーカーの残骸
後は血溜まりが点々とあることだろうか
ここに来てから血を見すぎたせいで
もう慣れてしまっている、
あぁ~血だな、ぐらいの感覚で
近くの家に入る、さながら山賊だ。
薄く血がついておりこの家を
拠点にしていたことは確定だろう

ということは今日からここが
我々の拠点となるのだ

グル「さぁ諸君、鬼ごっこを終わらせよう」