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2022/01/13

第120話

119 交渉成立
ミナ
ミナ
おはよう。
サナ
サナ
葵ちゃん、まだ寝てるん?
いや、起きてます。
ミナ
ミナ
…うん。
サナ
サナ
ふーん。
ミナ
ミナ
どうしたん?
サナ
サナ
みーたん、ちゃんと彼女に
してもらえたかなぁって思って。
ちゃんとって…
でも、サナさんの挑発のお陰でもある。
彼女は、きっと真っ赤になって下でも向いているんだろうな。
サナ
サナ
みーたん顔、赤っ!
やっぱり。


ケラケラ笑うサナさんの声だけが聞こえる。
サナ
サナ
けど、みーたんが幸せになって
良かった。
ミナ
ミナ
ありがとう…
サナ
サナ
もぉ、泣かへんの。
今までいっぱい泣いたんやで、
その分、葵ちゃんといっぱい笑ってな。
それに葵ちゃんに泣かされたら
サナとモモりんが怒ったるから!
痛っ!


布団にくるまっている足をバシッと叩かれた。
サナ
サナ
起きてるんやろ?
みーたんの事、泣かせたら
日本まで行ってずっと
説教したるからな!
もう一発私の足を叩き、サナさんは部屋から出て行った。


彼女が申し訳なさそうに布団をめくる。
バレてましたね。
ミナ
ミナ
何かごめんな。
さっきの2発で、完全に目は覚め起き上がる。
彼女の手を握り、少し力を込めればそれに応えるかの様に握り返された。
…しかし、困りました。
ミナ
ミナ
えっ?
何回かは説教されそうです。
ミナ
ミナ
何で?
だって、ミナさん…
泣き虫じゃないですか。
ミナ
ミナ
葵が意地悪やからやん。
そう言いながらも飛び込んでくる彼女を受け止める。
彼女を抱き締めたまま、カーテンの隙間から外を見ると天気が良い事が分かった。
ある場所が思い浮かび、彼女に出掛けないかと提案してみる。
少し出掛けませんか?
ミナ
ミナ
いいけど?
どっか行きたい所あるん?
はい。
ミナ
ミナ
分かった。
なら、用意しよ。
そう言ってテキパキと準備をし始める彼女。
私は、昨日買い物に行った時に買った服に袖を通した。
新品の匂いがして、ボディバッグからいつもの香水を出す。
二、三回ふれば彼女が「葵の匂いがする」と嬉しそうに言っていた。
先に車に行って、荷物のせてます。
化粧をしようか悩んでいる彼女に声をかけて、昨日買った物を運ぼうと廊下に出るとサナさんに会ってしまった。
サナ
サナ
おはよう。
…ニヤニヤしている。
おはようございます。
サナ
サナ
荷物一緒に運んだるわ。
「大丈夫」と言う前に持って行かれた荷物。
仕方なくサナさんの後を着いて行く。


一晩中、路駐した車が一緒の所にあった事に一安心してトランクに荷物を入れる。
サナ
サナ
みーたんは?
化粧するかしないかで悩んでます。
サナ
サナ
なんそれ。
ケラケラ笑いながら、私の肩をバンバン叩いている。
痛いんですが?
サナ
サナ
あっ、ごめん。
てかさ今しかないで?
何が?
サナ
サナ
タバコ吸えるチャンス?
存在を忘れていたタバコ。
思い出せば急に吸いたくなる。


車内で吸おう…
そう思い車に乗り込めば、サナさんも一緒に乗り込んできた。
とりあえず、電源を入れ深く肺に入れ込む様に煙を吸い込んだ。
…匂いつきますよ?
サナ
サナ
洗濯するから大丈夫!
横で明るく笑っているサナさんに、1つ頼み事があり話してみた。
サナ
サナ
えー。
それ、サナめっちゃ邪魔者やん。
サナさんにしか頼めなくて…
サナ
サナ
なら、もう1人一緒でもいいなら
頼まれてもいいで。
頷けば、サナさんはスマホを取り出し誰かと電話をし出した。
サナ
サナ
ジヒョがOK出してくれたから
ジヒョも一緒な。
葵ちゃんに貸しが出来たわ。
次、日本に来た時にメンバー全員に好きな物を奢るという事で交渉成立に至った。
タイミング良くスマホが鳴り、彼女を玄関まで迎えに行く。