さっきの教室に戻ってきた。
五条さん曰わく、さっきの教室が一年生の教室らしく、
五条さんは先生なんだそうだ。
五条先生って呼ばなきゃいけないね、先生なんだから。
ガラガラッ
五条先生「ただいま~」
あなた「ただいま!」
野薔薇「あなた!おかえり!」
悠仁「戻ってきた!あなたおかえり~五条先生も~」
恵「………あなた、おかえりなさい」
五条先生「僕を気にしてくれるのは悠仁だけだよぉ~」
あなた「これから1ヶ月入学するんだって。改めてよろしくね!」
野薔薇「よろしくね!で、なんで1ヶ月?」
五条先生「力を見極めるんだよ、呪術師として相応しいかね」
悠仁「即入学じゃねぇんだ……」
五条先生「本当にね~僕もすぐ入学させたかったんだけどな~」
恵「この後はどうするんですか」
五条先生「ん?とりあえず任務に行かせてみようかな~って」
野薔薇「あなたは拾い子でしょ、戦闘出来るか分からないのに行くの?」
五条先生「え!?なんでわかったの!?びっくり!?」
恵「五条先生の服着てる時点でバレバレですよ。」
五条先生「僕の生徒たちが優秀!!!」
あなた「でも、私がどこの誰なのかわからないんだよね。」
悠仁「記憶喪失?」
あなた「そうなのかな…」
五条先生「ま、とりあえずみんなで任務に行こー!」
野薔薇「あなた!一緒に行きましょ!」
五条先生「みんな一緒に行くよ~」
悠仁「伏黒?来ないのか?」
恵「……ハァ…今いく。」
あなた「任務…?まぁ、れっつごー!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!