悠仁「ていうか、あなためっちゃ速くない?」
あなた「そう?」
あなたは悠仁でもやっと目で追いつけるくらいのすばしっこさを持っていた。
周りは大きな瓦礫が散乱していて、足場が悪かった。
あなた「たぶん平坦な所だと遅いと思うよ」
悠仁「へぇー」
あなた「ねぇ悠仁、倒せないんだけど」
悠仁「う~ん、宿儺~?」
宿儺「なんだ?」
悠仁「あなたが呪霊倒せないって」
悠仁「どうにか出来ない?」
宿儺「ふむ。ならば、」
宿儺「捌とでも言ってみろ」
悠仁「だってー」
スッ
あなた「捌」
キンッ
あなた「あっ!倒せた!!!」
宿儺「やはり出来るか、フッ」
悠仁「やったな!宿儺、サンキュ!」
宿儺「気安く名前を呼ぶな小僧」
あなた「残り倒して帰ろー」
悠仁「応!」
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あなた「ただいまー!」
五条先生「お疲れサマンサー!この後どーする?」
悠仁「お昼ご飯食べたい!」
五条先生「何食べたい?」
あなた「五条先生のおすすめ」
悠仁「ん~分かんねぇ!」
五条先生「じゃぁ僕のおすすめね」
あなた「どこ行くの?」
五条先生「おいしいカフェ」
悠仁「早くいこーぜ!」
あなた「レッツゴ~」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。