あなた「……んぁ…?」
次に目を覚ますと、白い天井が見えた。
???「お、起きたかな?」
???「君の名前を教えてくれるかい?」
あなた「……………」
声が出なかった。それもそうだ。
ずっと誰ともしゃべっていなかったんだもん。
???「もしかして話せない?なら、自己紹介するね。」
五条悟「僕は五条悟。グッドルッキングガイだよ☆」
あなた「…………」
グゥゥゥゥ……
あなた「…………///」
五条悟「おぉ、お腹が空いてるんだねw何か食べたいものはあるかい?」
あなた「…………」
五条悟「もー、話してくれないと分かんないからね?」
そういってどこかに行った。
数分後、戻ってきた五条さんは、何か手に持っていた。
五条悟「はい。おかゆ。何食べるのかわからないから優しいものにしておいたよ」
私はおかゆを食べた。とっても美味しかった。
また眠くなってきた……
あなた「スー……スー…」
五条悟「ありゃー、また寝ちゃった」
五条悟「おやすみ~」
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自己紹介はね、結構後になるかもしれない
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。