__キーンコーンカーンコーン
マ「Hey!シャーペン置いたかァ!?……OK,じゃあこれにて!期末試験は終わりだZe!!」
全力疾走で3kmを走った私。
何とか間に合ったが…
汗だくっす…←
と,期末試験前は思ってた。
だが今はもう…
あなた「(おっしゃぁい…!!!期末終わったぜ!!)」←
さぁ問題です。
チャンラン♪←
“終わった”とはどっちの終わったかを答えなさい
①,期末試験が終了した。
②,全て勘だから終わった←
…明らかにこっちだろって言うツッコミは無しだぞ?
…良いか!?正解を言うぞ?
正解は…!!
②でしta…((マ「お〜い,聴いてるかァ男子リスナー」
…。
ん?←
担任の声が聴こえたと思った私は…
妄想世界ではなく,現実世界に戻って来た。
……戻って来たらなんと…
あなた「マ,マイク先生!?!?いつの間に…」
マ「いやいつの間にってか,3分くらい声掛けても反応しねェからさ」
あ,それは失礼致しました←
さ…3分も声を掛けてくれてたのかよ…。
…。
という事は…
_よ,余っ程大事な事っつう事なんじゃ…
嫌な予感がしたが…
あなた「あ…で,何か用が…」
聞きたくない質問だったが…早々聞かねぇと後々面倒くさくなるからしれねぇから…
聞くしかなかったんだ。
そしたら…
案の案の定……←
マ「明後日,A組の奴らが演習試験をやるんだが…男子リスナー,“見学”していかねぇか?」
良かった…
参加しろじゃなかった…(涙)
マイクてんてー優しい…
イレイザー先生と大違いだ…と心で比べていた
↑(おい)
あなた「見学,ですか?」
マ「あァ!色々学べる事もあるだろうしな!」
…。
い…行くべきなのか橘…!!!←(絶賛迷い中)
一応怪しまれている身だから教師から避けて来たけど…!!
…。
でも,もう流石に忘れたか…?
結構前の事だしな…
この瞬間…
常に貼り付けていた警戒心が緩んだ気がした。
…。
ダメだ,ダメ!!←
私は…陰キャ…陰キャ生活を目標とする普通科だ!!
あなた「す,すいません…明後日は用事があるので」
きちんと断らないとな…!!
だが…
_遅かった
__ピコン
LIMEが通知を知らせた。
…。
見ていいか,マイク先生に目線で伝える。
目線が伝わったのか…
マイク先生はすぐ首を縦に振ってくれた。
なので私は…
見た。
…。
あなた「最初から拒否権なんてないじゃないですか」
マ「oh…バレちゃったかァ」←
雄英教師の連携プレイ。
私は思う…。
_明後日の演習試験見学は行ったら“終わる”と
陰キャ生活が崩壊する寸前に私は陥っている。
このままだったら…
あなた「(…ワンチャンヒーロー科になってしまうじゃねぇか!!)」
それだけはマジ勘弁…!!
目立たないようにするって大変じゃねぇか…!
(※今更)
と,とりあえず…
これは,拒否権というもんはねぇから…
__ポチッ
…既読が秒過ぎる←
…。
くっそ…まじかよ…。
マ「という事でだなァ,明後日は体操服机に置いて置くから,着替えてようにな!集合場所は雄英ゲート前!把握よろしくなァ!」
マイク先生は用事が合ったのか…
足を早めながら私に背を向けて行ってしまった。
背が小さくなったところで…
あなた「…ハァ…」
今日1番のため息を付いた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
┈┈┈┈┈➷
【演習試験当日】
私は言われた通り,雄英ゲート前に来ていた。
そこには…
A組の奴らと雄英教師らが揃っている。
相澤「それじゃあ演習試験を初めていく」
…。
ん?
私は何処に居るのかって?
近くにある木に居るよ…
理由,怖いから←(だろうな)
怖いんでここで静かに陰キャになってるぜ♪
比喩「…ジー」
だ,誰かさんに超ジト目で見られてるのは…
幻覚だろう←
相澤「この試験でも勿論赤点はある。林間合宿行きたけりゃみっともねぇヘマはするなよ」
耳郎「先生多いな…?」
うん,ロボ無双じゃねぇからな!?
今からてめぇらボロボロになんだぞ!?←
そう言いたいが…
私が知ってたら怪しまれるのが増すので辞めた。
相澤「諸君なら事前に情報仕入れて何するか薄々わかってるとは思うが…」モゾ
上鳴「入試みてぇなロボ無双だろ!!」
芦戸「花火!カレー!肝試ー!!」
比喩「ロボー!!!」←
…。
誰かさんは知ってるだろうけど…←
期待したら…
や,やべぇぞ…?
そう思っていると…
イレイザー先生の捕縛武器から根津校長が元気良く出てきた。
根津「残念!!諸事情あって今回から内容を変更しゃうのさ!」
「「「ガーン」」」
思考停止になんのは草←
クラスの半分が思考停止になっていると…
八百万が根津校長に何故変更をしたのかを聞いた
根津「それはね…
これからは対人戦闘・活動を見据えた…より実践に近い教えを重視するのさ!」
今年のヒーロー科は大変だな…
…まさか急な変更とは思わねぇだろうよ←
根津「と言うわけで…諸君らにはこれから…
2人1組で…
【ここにいる教師1人と戦闘を行ってもらう!】
比喩がA組にいることにより…
A組は偶数…では無く見事奇数…。
一体どのように組まれたのか,
近くの木で見ていれば…
比喩は何と…
相澤「緑谷と爆豪,比喩がチーム」
もちろん…比喩は絶句している。
まさかここのチームだと思ってもなかったのだろう。
相澤「で,相手は__……」
オール「私がする!」
3人の後ろに出来た…大きな影。
…。
頑張るしかねぇだろうな,比喩…。
オール「協力して勝ちに来いよ,お3人方!!」
比喩は論外←(酷)
ここからは原作通り…爆豪と緑谷次第だ。
相澤「それぞれステージを用意してある。10組一斉スタートだ。」
そのステージの金はどっから出てくんのか…
不思議でしょうがないわ←
相澤「試験の概要については各々の対戦相手から説明される。移動は学内バスだ,時間がもったいない速やかに乗れ……」
相澤「…何してる。橘も早くリカバリーガール用のバスに乗れ」
リカバリーガールのバスで良かったぁぁ…
また変なバス乗せられたら私のメンタルズタボロだわ…。
リカ「早く行きんさい」ベチッ
あなた「痛っ!?は,はい!!」
ここで私は思う…。
__今どきの老人ヒーローは暴力的なのか…?と
(※グラントリノの叩きでトラウマnow)
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!