第49話

追いかけっ子-林間合宿❸
5,573
2020/12/27 01:01
桃ちゃん
桃ちゃん
橘さん,個性を伸ばす訓練今日から何だけど,見に来てくれない?
林間学校2日目の朝。

私は特に目覚まし時計等設定しておらず…
目が覚めた時間に起きようと思っていたのだが…

今…AM 5:00…!!
なんとLIMEの通知で起きたので起きた←

差出人名は…
いつものアイツ☆

内容は,A組の個性伸ばしを見に来てくれと言う内容だった。

そして思う…。


これは多分嫌っつっても拒否権ねぇパティーンー!←

だ っ て な ?

昨日のバスの時点であんな目つり上がってたし?
オーラがばりクソ怒ってますよ感溢れてたし?

流石に行かねぇとやべぇ…かな〜?
・・・。

だからと言って主要人物達と絶ッッッてぇぇ…!!
…とは言いきれねぇけども!!←(おい)

_話さないよう善処するからな…!!!


心に誓いを叩き込んだ私は…
比喩に返信しよう!!と手を動かそうとしたんだが…

着替える時間とか色々準備が合ったから…
まぁ分かってくれるだろう…!!と…

“既読スルー”をした。
そう…



__後々めんどくなるのも知らず…__
┈┈┈┈┈┈┈◪❖◪

上鳴「あー…橘だぁー…」フワフワフワ

麗日「フワァー…おはよぉ…」

宿泊施設の手前にある…
少し広い所に勢揃いしていたのは“A組達”

今の時刻が朝の5時半ってこともあり…
皆マジで眠そうだ。

勿論,5時に起こされた私は倍眠ぃけど…!!←

眠そうなA組を見ながらそう思った。
すると…


__ガシッ

私の左肩に…突然誰かによって体重が掛かった。
…。
右肩じゃなくて左かよッッッ!!!←

って言うツッコミを入れたら…
耳元で囁かれた一言。


?「たぁぁぁちぃぃぃばぁぁぁなぁぁぁ!?」

あなた「は?」

首は動かさず…
自分の目だけで“誰か”を確認すれば…
…。

_皆,もう気づき始めただろう←(おい)

さぁ皆で呼んでみよう〜!!!
せぇ〜のっ!!

あなた「比yu…((比喩「ぶち殺すッッッ!!!」…
ってオイ!?」

ギギギと音を立てながら…
私の左肩に思いっきり体重を掛ける。

普通に痛いわ←
…。
って…
あなた「何ですか!?左肩ぶっ壊す気ですか!!」

比喩「既読スルーしたの誰だァ!?あァ!?」←

あなた「原因はソコ!?!?」

と私が叫んだら…
比喩はイラついたのか,さっきより更に体重掛ける

流石の私でもめっっっちゃ痛く…
咄嗟に比喩から離れる。

だが離れれば離れる程…


あなた「ちょっ!!着いて来ないで下さい!!」

比喩「既読スルーした罪は重ぇぞてめぇ!!!」

あなた「それにしても朝から元気ッッッ!!」

こんなスムーズに…
会話のバトンタッチは煽りの達人のバス以来…

だけど…
朝から…ッッッ!!!!


__追いかけ回されるのは辛いぜッッッ!!!

必死の訴えを心で叫んでいると…
助け舟が…__

相澤「お前ら…何してんだ?」

そんなジト目で見んなイレイザー先生…!!
こっちはあや置く左肩を負傷するとこだったんだぞ!?


あなた「おはようございます相澤先生!!今日はッッッ!!とてもッッッ!!清々しい朝…フォッ!!ですね!!」

相澤「あ…ああ?それより比喩,顔が凄いぞ」

よし…もっと言ってやれイレイザー先生!!
その隙を狙って私は逃げられ…((


比喩「まぁあてぇぇやぁぁ!!
“地獄の底”に突き落とす!!!!!」

相澤「」←

イレイザー先生は
比喩の変わり具合にビビったのだろう…
顔がWhat?状態になっている←


あなた「分かった!!分かったから…!!
…えーっと…」

私は追いかけ回されながらも…
スマホを開く。

そして…

__ポチッ

あなた

既読スルーしてすまなかった!!てか原作が始まんねぇから追いかけるのやめろ!!

今,言葉で言えないことを文字で嘆く。

私が返信すれば…
比喩は砂埃をあげながら止まり…

__ポチッ
桃ちゃん
桃ちゃん
よろしい
何様だてめぇ…←
そう感じながら返事を糸目で見ていれば…
相澤「…済んだなら並べ,ついでにお前もだ橘」

うそん…
マジかよん…

…。

_見学…ダヨナ?←

若干嫌な予感がしている…。
当たらなければ良いがと思いながら…

“強化合宿の説明を聴く”

相澤「本日から本格的に強化合宿を始める。今合宿の目的は全員の強化及び,それによる“仮免”の取得…。」

ウン,私は完全場違いだと思うんだが
↑(※お黙り!!)

…ハイ。


相澤「具体的になりつつある敵意に,立ち向かう為の準備だ。心して臨むように」

この一言で,全員が息を呑んだ。
私は…

__グゥ


A組「「「・・・。」」」

…。
腹 が 鳴 っ た ←(おい)

いや珍しい!!!
私が日常でお腹が鳴るなんて糞珍しいけども!!

_ここの説明で鳴って欲しくなかったな!(泣)


相澤「……。というわけで爆豪,こいつ投げてみろ」

そしてガン無視されると言う悲しい出来事〜
察してくれたのもありがたいがな…!!

マスクの下真っ赤だぞ今ッッッ!!!←


相澤「前回の…入学直後の記録は705.2m…どんだけ伸びてるかな」

瀬呂「この3か月色々濃かったからな!1Kmいくんじゃねぇの!?」

芦戸「いったれバクゴー!!」

補習組から応援の声が上がり…
そして…!!
爆豪「んじゃ,よっこら…」


【くたばれ!!!】

お,入学初日からしたら丸くなった←
…成長を感じるわ…!!

だけど記録は…


相澤「709.6m」

そうそう…
3か月の経験を受け…伸びてるのは,

“精神面”や“技術面”

個性そのものは成長していないと言う結果に…!!
なので…


相澤「“個性”を伸ばす…死ぬ程キツいがくれぐれも…死なないように…_____」

…。
おし…!!

_帰れro…((
相澤「橘,お前も試しに投げてみろ」

あなた「…本気マジですか」

糞…
帰れると思ったつつうのに…!!!
ただでさえ…!!

_お…お腹鳴って恥ずかしいのに…な←

だから私は…
断ろう…としたのだが…


耳郎「…そういや,私達なにげに橘と一緒に居ること多いけど,橘の個性とか見た事ないよね」

葉隠「ハイハイー!!私見てみたい!!」

麗日「うちもやー!!」

比喩「私もー!!」←

そこ波に乗んじゃねぇ!!
クソッ,やるにしても…プレッシャーが…。


爆豪「さっさとやれやァ!!!陰キャマスク野郎!!」

あなた「(ネ…ネーミングセンスゼロだわ…)」←

無理矢理ボールを持たされる…。
だから仕方なく…

_やる事にした
相澤「個性は存分に使え,普通科だからと言って手ェ抜くんじゃないぞ」

あなた「…ハイ」←

そう…
手を抜いたら除籍にすんぞと言ってるもんだ←
…それだけは鬼婆にぶち殺されるから…


あなた「…スゥ…ハァァァ」

どうしても除籍にはなれない…。

それに,
爆豪の記録を超えたら,敵視されるに違いない。

短時間で頭をフル回転させると…
咄嗟に出てきたのが…

あなた「(中…。小,中,大の【中】を狙えば…)」

案はこれしかない…。
これに…


_賭ける…!!!!!
そう思い…
右肩を宙に振りかざした。

__ビュゥゥゥゥン!!!!


蛙吹「ケロッ,風が凄いわ」

八「…さすが橘さんです。相澤先生!記録は…」

頼む頼む頼む…!!!←
中で合ってくれ中でぇぇ!!!
相澤「…記録は………










【659.7m】…」

その結果を耳にした私は…
心の中でガッツポォォォズをかます!!←

いや私すんごくね?
え,ちゃんと中だぞ中!!


相澤「…まぁこんなもんか」

YES!!コンナモンデス!!!!
I'm God!!!←(私は神でぇす!!)


あなた「じゃあ僕,一旦B組の方行きますねー」

相澤「ああ,良いzo…((」


比喩「言い訳ないでしょ!!!!B組なんか!!」

「「「「え/は」」」」

…WOW…←
つーか…!!!!!!!???????
あなた「何また追いかけて来るんですか!?あんた今から訓練でしょ!!!」

比喩「B組なんかに渡さない!!!」←

あなた「僕は物かなんかなんですか!?!?」←

私が最後そう叫ぶと…
イレイザー先生から捕縛武器が飛んで来て…


相澤「比喩,橘に密着するのも分かるが…お前はヒーロー科だぞ」

比喩「だったら橘さんもヒーロー科にすれば一緒に…!!!」

あなた「あ,ごめんそれ無理」←

相澤「……。」

なんか…
イレイザー先生が言いたげな雰囲気を出して居たが…

_全くもって気にせず←








___そのまま宿泊施設に戻った橘であった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

┈┈┈┈✪➼♪
寧人
寧人
全く…今日は,トマトが不在中らしいから僕が来たものの…
寧人
寧人
話すことなんて無くないかい…?
一佳
一佳
とりあえず,次回予告とかしたらどうだ?
寧人
寧人
うおっ,拳藤…!!君も呼ばれたのかi((
一佳
一佳
次回,引き続き林間学校編が続くらしいので!是非閲覧ヨロシクな!
寧人
寧人
(…早い)

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