第17話

陰キャ橘,闘います⑤
7,908
2020/11/08 21:58
峰田「今朝快便だったし奴ら1日くっついたままだぜ」

そりゃあ敵も大変だな…
あのままは辛いぜ←(敵に同情すんな〜)


緑谷「あれで全員だったのは運が良かった…
すごいバクチを…ブツブツブツブツ」←

蛙吹「緑谷ちゃんやめて,怖い」←

それよりだな…

_めっちゃ腹減った←
今日昼なんも食べてないんすよ…(泣)
蛙吹「次どうするかじゃないかしら?」

緑谷「そうだね…とりあえず助けを呼ぶのは最優先だよ。
このまま水辺に沿って広場を避けて出口に向かうのが最善」


止めたほうが良いのか?

…いやいや…
私は陰キャ(仮)だし普通科だし?
口出す権利なんてないしな!←


緑谷「それと…
さっきはありがとう!!橘くん!!」

…は?
突然…お礼?
みたいな事を緑谷から言われた…
あ,麻酔銃のやつか←


あなた「良いですよ
大した事してないですし」

蛙吹「そんな事ないわ,
あなたのおかげで敵の攻撃から逃れられたの」

あなた「…あ,ハイ」←

その時だったんだ。
私達が見つめる先に写ったのは…

イレイザーが【脳無】に殺されかけている所だった。
私を含む4人は…
呆然としてしまった。

アニメでは味わえない恐怖・痛み
あの脳無ってやつなんか…
やべぇもん,でけぇもん←
相澤「~~~っ!!!!」

__バキッ

ほら,音えげつねぇ…
血ダラダラ出てる…


死柄木「“個性”を消せる…素敵なんだけどなんてことないね。
圧倒的な力の前ではつまりただの“無個性”だもの」


__グシャッ!!!!

相澤「ぐぁ…!!!!!」

この様子を遠くで見ている私達…
峰田なんかガダガダ震えているのがとても分かる


峰田「緑谷ダメだ…さすがに考え改めただろ…?」ガタガタガタ

蛙吹「ケロ…」

緑谷「___…!」

そしたら…
”個性”ワープゲートの黒霧が…
死柄木の直ぐ隣から出てきた。


黒霧「死柄木 弔」

死柄木「黒霧
13号はやったのか」

黒霧「行動不能には出来たものの
散らし損ねた生徒がおりまして…」

死柄木「……」
死柄木「は?」

死柄木「は__…
はあー」

死柄木「黒霧おまえ…
おまえがワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ」

身体中をガリガリ掻き毟りながら
死柄木は言う。


死柄木「さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない…。
今回は【ゲームオーバー】だ」

“帰ろっか”と付け足す死柄木…
私以外の3人はビックリしたような様子が伺える

…その間に峰田は蛙吹に沈まされて居たけど←


蛙吹「気味が悪いわ緑谷ちゃん,橘ちゃん」

緑谷「うん…
これだけのことをしておいて…
あっさり引き下がるなんて…」

あなた「…。」


…来る。
あいつらが…今…
死柄木「けどもその前に…
平和の象徴としての矜恃を少しでも…」

__グアッ!!


死柄木「“へし折って帰ろう”!」

あっという間と言っていいだろう
今,目の前に…

さっきまで遠かった“死柄木”がいるのからだ
原作通り…
死柄木は蛙吹の顔に手を当てる

_が
死柄木「…。
本っ当かっこいいぜ…

イレイザーヘッド」

イレイザーがボロボロの状態で個性を発動させたのだ。
さすがプロっすね…←


緑谷「手っ…放せぇ!!」

あなた「…。」

イレイザーもカッコイイけど…
緑谷…お前も

本当にカッコイイな
_怯えながらも立ち向かう

初期の緑谷にはピッタリな言葉だ
…。

_だが
緑谷「え……」

緑谷の振った拳は…
いつの間にか移動していた脳無にヒットした
しかしその拳は…

【全く効かない】


死柄木「いい動きするなあ…
スマッシュって…オールマイトのフォロワーかい?」

死柄木「まぁいいや君」

脳無は緑谷の腕を掴む
イレイザーは体力が尽き…倒れている。
死柄木は峰田と蛙吹…
私の顔に手を付けようとした。

…やべ,私だけ距離的に直ぐ手付くんすけど←
そう思った私は…
フライパンを想像し…


__チリチリチリ

フライパンを犠牲にしてしまった…←
ごめんよ,フライパン…


死柄木「…!」

…。
オーイ,早くオールマイト来いー
(※ちょっと怖くなったあなた氏)

__バァン!!!

ナイスタイミングっすね…!!!
オール「もう大丈夫
私が来た」

オールマイト…!!
顔が笑ってない!!怖いぜ!!←


死柄木「あ__…
“コンテニュー”だ」

【もう大丈夫】
その一言で誰もが涙した。


オール「嫌な予感がしてね…
校長のお話を振り切りやって来たよ」

オール「来る途中で飯田少年とすれ違って…
何が起きてるかあらまし聞いた」

オール「もう大丈夫…」

「「「オールマイト!!!!」」」



オール「私が来た!!!」

付けていたネクタイを
怒りにより破ったオールマイト
さっきも言ったが,顔が笑っていないから

相当【怒っているのだろう】


死柄木「待ったよヒーロー
“社会のゴミめ”」

敵「あれが…!!
生で見るの初めてだぜ…!!迫力すげぇ…」

敵「バカヤロウ尻ごみすんなよ…
アレ殺って俺たちが………」

殺る隙さえ無いだろう。
何故なら…


__スカカカン!!!!

オールマイトは今…

怒っているから←(何回言うんだ)
平和の象徴さんは雑魚敵を全員気絶させてから…
イレイザーの安否確認をした。

オール「相澤くんすまない」
オールマイトは…
イレイザーを抱えて…

ものすごい目付きで死柄木と脳無を見た直後…


__ザッ!!!!

私達4人を救出した。
大丈夫だ。

原作通りっす←
オール「皆入口へ
相澤くんを頼んだ。意識がない早く!!」

峰田「え!?え!?あれ!?速ぇ…!!」

その時,
オールマイトが少しふらついたのが分かった。


死柄木「ああああ…だめだ
ごめんなさい…!“お父さん”…」

落ちた手を
そっと拾う死柄木…。
すると,ボソボソと聴こえてくる
死柄木「助けられるついでに殴られた…ははは
国家公認の暴力だ…さすがに速いや,目で追えないけれど思った程じゃない」ボソ ボソ

死柄木「やはり本当だったのかな…?」

死柄木「弱ってるって話……」

チラッと顔見えたけど怖ぇ…!!
けどなんかもうどうでも良いや!!私は無で行こう無で!!←


緑谷「オールマイトだめです!!
あの脳ミソ敵!!ワン…っ僕の腕が折れないくらいの力だけど,ビクともしなかった!!きっとあいつ…!!」

オール「緑谷少年」

オール「大丈夫!」ニカ

いつも通りの笑顔に戻ったオールマイト
笑顔+ピースポーズは可愛いっす←

そう思っていたら…
オールマイトは風のように敵に立ち向かった


オール「マジで全っ然…
効いてないな!!!!」


__ズド!!!

うん,ショック吸収だから←
と言いたいところだがだめだだめ…。


死柄木「効かないのはショック吸収だからさ,脳無にダメージを与えたいなら,ゆうっくりと肉をえぐり取るとかが効果的だね…」

ありがとう,なんかスッキリした←(おい)


オール「わざわざサンキュー!そんなことなら!!
“やりやすい”!!」


__ズド!!!

峰田「何でバックドロップが爆発みてーになるんだろうな…!!」

峰田「やっぱダンチだぜオールマイト!」

蛙吹「授業はカンペ見ながらの新米さんなのに」

イレイザーを運びながら
こんな会話をする私達

そんな中
緑谷の顔は何かしら悩んでる顔をしていた

入口付近では砂糖と麗日が喜びながらオールマイトを応援しているのが見えた。
…。
比喩どこいんだろ…
ほんと…

面倒臭いことしてなければ良いけど←
敵「やれええ!!金的を狙ええー!!!」

敵の声が聴こえ…
ヒーロー3人は立ち止まる。
それに影響され…

私も立ち止まる←
すると遂に緑谷は……
緑谷「橘くん!!」

…。
ん?そこは蛙吹じゃないのかいブロッコリー
(※失礼だぞ!!緑谷ファンに謝れ!!)

ハイ,スイマセンッ!!←


緑谷「相澤先生担ぐの代わって…!!」

ここは原作通りに…


あなた「うん,けど何でですか?」

聞く暇なんてなかった。
今の緑谷は…


緑谷「オールマイトォ!!!!」

もうあんな遠くにいるんだ
…。
まぁ?私の役目は終わったんすけど…

イレイザーがあまりにも痛々しいので?
しょうがなく?しょうがなくっすよ?←


あなた「(…想像力“強化”…
生命修復開始…!!)」


え〜説明しよう!!←
橘あなたの個性は八百万と似ている【想像】だが…
生命を創り出す,生命を復活させる,生命を修復する。
幅広く活用出来る結構な“強個性”だ!
ちなみに!イレイザーヘッドに使った分野は
生命修復!!
要するに死にかけの奴に使える技だ!!←
相澤「…ッ…」

蛙吹「…!
相澤先生,大丈夫なのかしら?」

相澤「…大丈夫…だ」

…。
とりあえず体内の方だけな?←
全部治したらさすがに怪しまれるしな…アハッ
轟「てめェらがオールマイト殺しを実行する役だけ聞いた」

切島「くっそ!!!いいとこねー!」

爆豪「スカしてんじゃねえぞモヤモブが!!」

轟「平和の象徴はてめェら如きに殺られねぇよ」

…始まるぞ…


緑谷「かっちゃん…!皆…!!」

_【長期戦が】
相澤「…!!
あいつ…ッら!!」

目だけ動かしたのだろう
行動不能のイレイザーが口を開く。
イレイザーに続き…

峰田「緑谷に爆豪に轟に…切島…
あんな…強い奴なのに」

峰田も心配そうな口調で口を開く。
ここは原作の部分には映ってない所だ。
__ブオッ!!!


蛙吹「…!!爆豪ちゃん…」

あちらの会話は全く聴こえない
最初の方は聴こえたが…
今は圧倒的に戦闘音の方が勝っているからだ
爆豪が攻撃されたと思えば…
咳と思われるのをしながら姿を現したオールマイトがいた。

オールマイトは大きな声で…
オール「ダメだ!!!!
逃げなさい」

途切れ途切れではあるが…
原作は順調に進んでるように思える。

_次の瞬間
脳無とオールマイトはぶつかり合い…
聴こえたんだ
オール「ヒーローとは常にピンチをぶち壊していくもの!」

オール「敵よ,こんな言葉を知ってるか!!?」
【Plus ultra!】


__ドガァン!!!!!

相澤「…ッ…まずい」

蛙吹「?何がかしら?」ケロッ

相澤「…いや…
何でもないよ」

きっとオールマイトの事だろう。
イレイザーが心配してるのは…
オールマイトが活動時間ギリギリという部分…。
1歩歩けば…

【縮んでしまう】

こんな状況なのに…
黒霧「どうやら子どもらは棒立ちの様子…あと数分もしないうちに増援が来てしまうでしょうが」

黒霧「死柄木と私で連携すればまだ殺れるチャンスは充分にあるかと…」

死柄木「……うん…
うんうん…」

死柄木「そうだな…そうだよ…そうだ
やるっきゃないぜ…目の前にラスボスがいるんだもの…」

…。
原作通り…
【任せたぞ】
緑谷「…ッ!!」

緑谷「オールマイトから…
離れろ!!!」

相澤「…ッあの馬鹿問題児!!」

あなた「(…ハハ…言われてやんの)」←


黒霧「二度目はありませんよ!!」


__ドズ!!!!

黒霧「!!!!」

オール「来たか!!」

…遅せぇよ…。


根津「ごめんよ皆,遅くなったね」

根津「すぐ動ける者をかき集めて来た」

飯田「1ーAクラス委員長飯田天哉!!
ただいま戻りました!!!」

良くやったよ飯田…
原作でも思ったけど,お前居なかったらオールマイトは助かってなかった。


死柄木「あーあ来ちゃったな…
ゲームオーバーだ…帰って出直すか黒霧…」


__BLAM!!

死柄木「ぐっ!!!」

スナ「この距離で捕獲可能なやつは__…」


__ズォ!!!!

死柄木「これは…」

13号「僕だ…!!」

死柄木が捕獲される寸前までに追い込まれたが…
ワープゲート,黒霧によって死柄木は捕獲を逃れた。

死柄木「今回は失敗だったけど…」

死柄木「今度は殺すぞ
平和の象徴,オールマイト」

ここで今……やっと

_突然過ぎるヴィラン襲撃事件は幕を閉じた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

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🍅こと作者です
🍅こと作者です
えー…
🍅こと作者です
🍅こと作者です
頑張りました(ド直球)
🍅こと作者です
🍅こと作者です
次もね,是非見ていただけたらなと…
ハイ,思っております←
🍅こと作者です
🍅こと作者です
宜しく御願いしまっス\🍅/︎︎︎︎

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