第7話

私は男(仮)です←
7,994
2020/10/30 11:54
母「筆記用具持った!?」


あなた「持ったわ」←


母「弁当!!」


あなた「今日午前受験だからいらねえ…。」←


母「スマートフォォオン!」


あなた「よし母さん,病院行こう」←


はい皆さんこんにちは…
祝うべき雄英普通科に受かった橘 あなたです←

いやぁ結構テスト自信無かったんだけどな…
何とね…





┈┈┈-先々週-


母「きたわよ!雄英の合否通知!!」

リビングのこたつで…
ぬくぬくの〜んびり暖かいココアを飲んでる時に…
雄英の合否通知はやって来た。


あなた「一緒に見よーぜ」

母「え,ちょっ」←

私は落ちても落ちなくてもどうでも良かったので…
雄英からの合否通知封筒を…


__ビリリリリッ!

破いた←
案の定…

母「ちょぉおおおおお!?あんたぁあ!?」←

…。
発狂してる母さんを無視しつつ…←
中に入っていた丸い機械を取りだす。
すると…


__ピカー

丸い機械からホログラムのような光が出たではありませんか!!←
ヒーロー科だったらオールマイトだったが…
普通科は誰だろうか?


オ《わたしが映し出された!!!》←

オールマイトだったー!
普通科でも登場かよー!←

オ《ん?何でわたしが此処にいるかって?
それは今年からわたしが雄英の教師として勤めるからだよ!!》

はい,存じております。
てかはよ私の合否を言ってくれないか…!

オ《では早速,
橘少年の合否を言うぞ!》

母「…しょ…少年!?
あんた性別女子にしなかったの!?」←

あなた「した筈だけど!?」

色々とツッコミどころ満載だが…
とりあえず…

私は母さんの期待に答えられるかな…?

オ《橘少年の点数は____










500満点中/500点!!
なんと満点!!
文句無しの合格だ!!》←

なんだろう。
なんか嬉しくない←


母「…うそ…!!あんたが雄英に!?」←

あなた「失礼極まりないな」←

あんなに受かってることを願ってた母さんというのに…
未だ信じられない顔をしている。
それは私も同じだけどな←
オ《来いよ橘少年!
ここが君のアカデミアだ!!》

…。
はい,行きます。
行きますけどね?


あなた「私は男子じゃないんだ!!!」←

今すぐにも雄英に電話しようとしたら…
母さんが言った。


母「男だったら“ズボン”よ?
あんた確か…スカート大の苦手でしょ?」

あなた「私は男です」←

母さんの言う通り…
スカートは嫌だ…!!
これまで制服のスカートでさえ…嫌々履いてきた身なんだ…
これは…

_The.チャンス!!

┈┈┈┈┈┈-現在-

と言うことでね…


あなた「ズボン最高」←

母「顔が嬉しがってるわ…」←

【性別偽る】

元の性別を知ってる八百万には…
事情を説明しなきゃだな…←

いやでも,雄英内で遭遇したら…
あやつ(あの女)にバレるし…

あ,マスクするからバレる訳はないk…((


母「さっさと学校行かないと遅刻するわよ」

母さんにそう言われ…
腕時計を見てみると…

6kmを走らないと入学式に間に合わないことが判明〜ィ!!


母「雄英の入学式は親はいけないから,
楽しんで来な」←

あれ,そうなんだ。
前世では有り得ないな…!!←


あなた「そうなのか!!
じゃあ行ってくるわ!!」

母「はいはい…
気をつけるのよ?








_父さんみたいにならないように」

母さんはとてつもなく暗く…哀しそうに笑った。
あんな表情は本当に初めてで…
気になった私は…
色々聞きたかったが…


母「遅刻するわよ!!!
さっさと行きなさい!!」←

あなた「痛ってぇえええぇ!?!?
叩く必要ないだろ!?
わぁーたよ!!行ってくるわ!!」←

怒りをプンプンと出しながら…
玄関を乱暴に開け…


__スタスタ

若干急ぎ目で歩く。

その時…
私は思った。
チョップで済ませた母さんは…

__とても重大な過去を背負っている…と

でも私は…

【深く関わりたくない】

全ては【ヒーロー】に任せることにする。
だってな?
私が居ることで原作は結構変わってる気がするんだ。
…。
壊理ちゃんは…
原作通り行けば…
主人公,緑谷とビック3の通形が助けるだろう。

壊舞くんは…
夢小説で言う“オリキャラ”
君の結末は…
ハッキリ言って全く分からない。
…。




…本当にすまない,壊舞。



これ以上私は踏み出せない。



何せ…



__普通科
__私は転生者だからな

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